学校で歴史を学ぶと、どんな時代にも実は間違いなく自分の祖先がいたことに気づき結構びっくりしますよね。
ずっとずっとどこまで遡っても、必ずどこかにいて生活していたという驚きの事実。
さて、関ケ原の合戦でわちゃわちゃやってるまさにその頃、一体自分の御先祖様達はどこで何をしていたのだろうと想像力を働かせる時、きっとみなさんの頭の中では自らにそっくりな顔した甲冑姿の侍だったり、着物を着た町娘が生き生きと動いていることでしょう。
しかし、よく考えてみると自分の親は2人いて、祖父母は4人いて、曾祖父母は8人もいて、その上は16人もいて、、、ん、ちょっと待って御先祖様ってぶっちゃけ数やばくね?っと気づきますね。
昔はもっと早かったでしょうけど、少なくとも25年ごとに一世代進むとして100年で16倍。
関ケ原程度の昔でも65536人、大化の改新あたりでは「チーム久保の御先祖様」半端ない数です。
もうその頃一族でほぼ国支配してた系ですか、これ?
逆に言うと、私一人を製造するのにものすごい数の人たちが必要で、かつその登場人物たちが絶妙なタイミングで出会って次世代にバトンを渡していくというまあ控えめに言って奇跡の連続があったはずだな、と。
その結晶が私だと。
自信を失いかけた時、いつもこのことを思い出すともうちょいがんばってみようと不思議と力がわいてくるのです。