人の強さ、正確には人の心の強さとは何でしょうか?
ともすれば自己主張する、人に対して強い態度に出ることが強さと思われがちですが、それはむしろ弱い心、脆い心なのです。
本当の強さとは、自律心があり人やモノに依存せず、また惑わされず、自由で柔軟な思考ができ、信念を持っている、そのような広い心を指すのだと思います。
ただ人間はなかなかそのような心を持つことが実際には簡単ではなく、それゆえに悩み苦しむのだと思いますが、少なくとも自分は小さな存在であるという謙虚さを失わない限り、自然と素直な心、感謝できる心が育まれて行き、思いやりや優しさを常に忘れない温かい人になれると信じます。