糖尿病をはじめとする生活習慣病が、今後益々増加することが予測されています。
遺伝的素因に、過食、運動不足など生活習慣上の問題が加わって発症するとされていますが、現代人にとって最も大きな問題はおそらく圧倒的な運動不足と思われます。
食後の高血糖から生じる高インスリン血症が、糖尿病における血管病(心筋梗塞など)の大きな成因と考えられていて、食後の筋肉運動は血糖値上昇を抑えるために重要であることは間違いありません。
多忙のため十分な運動の時間が持てないのは現代人の宿命とも言えますが、食後にたとえ10分でも体操などの筋肉運動をする習慣を身につけることは、そう難しくはないのでは?
とにかく、できるだけ身体を動かすことが生活習慣病の予防になるのだと意識したいものです。