皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフハマ子こと濱田です。
8月も残すところあと2日あまりになりました甲子園
もパラリンピック
も毎日毎日みんな感動
をありがとうございます。しかし医療の逼迫、ワクチン接種に色々問題発生など不安なニュース
も心配ですね。感染防止に努めることが一番と考え日々過ごすのみですね
ところで最近円形脱毛症を治療中の方から、新型コロナワクチン接種についてご質問が多いので一般的な回答を掲載させていただきます。
「問診票に何か治療を受けているかどうか書く欄があり、円形脱毛症は免疫に関係あると聞いていたが、接種しても大丈夫だろうか?」と言われる方が多いです。
円形脱毛症は「自己免疫疾患」と考えられています。免疫系は、外部からの侵入物を攻撃することにより、私たちの身体を守っています。自己免疫疾患はこの免疫システムに異常を来し、髪の製造元である毛包をリンパ球が外敵侵入と間違えて攻撃してしまうのです。
厚労省サイト『新型コロナワクチンQ&A』には免疫が関係する疾患については以下のような記載があります。
がん、骨髄移植や臓器移植後、先天性免疫不全、HIVに感染している方などは一般的に免疫力が低下する傾向にあると考えられます。免疫力が低下している方はかかりつけ医師に接種の可否を相談する必要がありますが、新型コロナウイルスに感染した場合には重症化するリスクが他の方よりも高いため、他に接種してはいけない理由がなければ、一般的に接種が勧められています。また「免疫の機能が低下する病気(治療や緩和ケアを受けている悪性腫瘍を含む)」がある方は「基礎疾患を有する者として優先接種の対象となっています。
つまりは免疫低下していたとしても、コロナにかかった方がよっぽど大問題なので、別の理由がない限りは接種を推奨するという事です。
円形脱毛症は免疫不全などの免疫が低下している病気ではないので、速やかに接種していただく事をお勧めします。むしろコロナにかかって高熱が出てしまうと、それが原因で脱毛が進んでしまうことがあります。また、副反応により発熱する場合もありますので、微熱が出たら熱が高くなる前に我慢せずに、解熱剤を服用して早めに熱を下げてください。
それでも私の場合はどうなのかしらとご心配な方は診察時に遠慮なく先生に質問して下さいね。