皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です
今や生活に欠かせない存在となったインターネットやSNS。スマートフォンの普及により、メディアが増加し、「情報過多社会」と言われるほどに、多くの情報に得ると同時にニュースを共有するようになりました。電車に乗っていても、乗車しているほとんどの方がスマートフォンを開いて何かを見ています。でも、だからこそ正しい情報や事実を選別する力が必要なのではないかと思っています。
私たちは、形成外科・皮膚科・美容皮膚科を標榜科に日々診察をしておりますが、その中でも円形脱毛症の患者さまはたくさん来院されています。大阪大学で診察・研究をされていた板見智医師が外来を担当していることや、局所免疫療法等の治療を提供できることが、その要因になっていると思います。しかしながら、中々効果が見られない方もいらっしゃいます。これは、円形脱毛症に限らず、すべての治療に言えることだと思います。
そんな時にインターネットを活用される方、本当に多いと思います。
それが悪いことだとは思いませんが、情報を得るためにインターネットに夢中になり、いつの間にかその情報に翻弄されてはいませんか? その情報は、信頼できる情報ですか?
先日、電話でお叱りを受けました。「ちっとも患者さまに寄り添っていない。ウソばかり書いているホームページだ。」と。「どの医師でも同じ治療が受けられると聞いていたのに・・・。」「脱毛症治療、止めたらどうですか。」とも。感情のまま様々なことを言われ傷つきましたが、すべてが本音だとは思っていません。本当にそう思っていたとしたら、とても悲しいことです。
板見医師は言葉足らずなところもありますし、私たちはまだまだ力不足かもしれません。でも、長年脱毛症の治療に携わってきたという自負があります。不安になったり、焦ったり、落ち込んだりする時は、何度でも何度でも私たちに頼ってほしいと思うのです。インターネットに掲載されているたくさんの医療情報は、不確かなことも多く、そのために日本皮膚科学会では円形脱毛症診療ガイドラインを作成しています。それをもとにして、私たちは適切な治療を提供しています。
このホームページは、スタッフ皆で時間をかけて作ったものです。どうすれば、患者さまに分かりやすくお伝えできるか、日常生活ですり込まれている根拠のない情報をどうやって知っていただくか、日々の診察の中で試行錯誤しながら作り上げてきたものです。
「どの医師でも同じ治療が受けられる」とお伝えしているのは、治療によって患者さまのお仕事や学校生活に支障がないようにという、私たちなりの配慮なのです。そして、クリニックの医師は形成外科・皮膚科問わず全員脱毛症の治療が提供できるようにしています。ただ、専門的な助言や治療方針の変更等、慎重に行うべきことは板見医師の診察を受けていただくよう患者さまにお願いしています。
長く続く治療を、患者さまのライフスタイルに合わせて、無理のないように取り入れていただきたい。そして、それをお支えしたい。私たちの想いは開院当時から何一つ変わってはいません。