お盆に寄せて

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です

台風一過で、晴天が続いていますね。皆さま、お盆休みはいかがお過ごしでしたか

クリニックでは8/11(日)からお休みをいただきましたが、明日より通常通り診察を行います。明日は混雑が予想され、お電話がつながりにくいかもしれません。その場合は、しばらく経ってから再度お掛けくださいませ

私はこのお休み、実家でゆっくりと過ごしました。離れているからこそ分かるのかもしれませんが、少しずつ両親の老いを感じるようになりました。いつだったか、食事時の湯のみ茶碗がマグカップに変わっていて、握力が弱くなったのだな~と少し寂しく思ったことがありました。今年は久しぶりに伯母さんに会うことができて、とってもうれしかったのですが、ひと回り小さくなった姿を見て、同じように寂しく感じました。考えてみれば、私自身歳を重ねているのですから、両親のみならず伯母さんや叔父さんも歳を重ねることは同じことですよね。

こんな時に思い出すのは、「生老病死」という言葉です。

仏教由来の生老病死は、人生で避けることができない根源的な苦しみのことを意味する言葉です。生老病死の意味は、生苦(しょうく)、老苦(ろうく)、病苦(びょうく)、死苦(しく)の4つの苦しみのことで、仏教の苦しみと言うのは「思い通りにならないこと」「自由でない境地にいること」を意味します。

老いることや、病気にかかる苦しみ、また人はだれでも死ぬという究極的な苦しみは、どれだけ頑張っても今の科学では乗り越えられない、「思い通りにならない」ことの代表ともいえます。

老化防止、病気の予防などなどどれだけ徹底しても、老病死を避けることはできません。そして、自分が醜くなること、病気で苦しむこと、死が迫ることに対する苦しみにどんな人も少なからず苦しむのでしょうね。

お釈迦様は生老病死の苦しみ以外にも苦しみばかりだと思って何もしないで諦めることが良いのではなく、その苦しみの世界の中で、苦しみから逃れる努力、知慧をつける努力をしなさいとおっしゃいます。

お釈迦さま①

小さい頃可愛がってくれた伯父さんや叔母さん。中々大人になれない私だけど、今度は私が守ってあげなきゃね。そんな風に感じたお盆休みでした。

皆さまのお休みはいかがでしたか? まだまだ暑い日が続きますが、どうぞご自愛くださいませね

 






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