カテゴリー別アーカイブ: 日記

おせち料理

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします

年末年始、皆さまはどのようにお過ごしになられましたか? 私、不覚にも年末に風邪をひいてしまい、2日間ほど寝込んでおりました   トホホ・・・

毎年恒例のおせち料理も下ごしらえをしただけで、母にまかせっきり・・・ 結局、黒豆しか作れませんでした(12/31の午後に復活し、お重箱の盛り付けは担当したのですけどね)。

2018年おせち料理 我が家のおせち料理。かまぼこは、バラにしてみました

おせち料理は、中国から伝わった行事に由来するもので、大漁や豊作、無病息災、子孫繁栄などを願うために神様にお供えをし、無事を祈る節句行事が始まりと言われています

一年間のうち節目となる日を節句と言い、節句は一年に5つあります。

1月7日:人日(じんじつ)の節句・・・七草の節句(七草粥を食べ豊作と無病息災を願う)

3月3日:上巳(じょうし)の節句・・・桃の節句(ひな祭りで女の子の成長を祝う)

5月5日:端午(たんご)の節句・・・端午の節句(こどもの日で男の子の成長を祝う)

7月7日:七夕(しちせき)の節句・・・笹の節句(七夕で願い事をする、邪気払い)

9月9日:重陽(ちょうよう)の節句・・・菊の節句(不老長寿や子孫繁栄を願う)

これを五節句と呼び。この日は節日(せちにち)として食べ物が供されました。元日は節日の中でも別格として扱われ、五節句とは別になっています

お重箱に綺麗に詰められているお料理や素材には一つ一つに意味がありますが、それは言わずもがなで、家族が幸せになる願いがたくさん詰まっています。大切にしたい行事の一つですね。

フェルトのおせち料理① フェルトのおせち料理② スーパーに飾られていたフェルトのおせち料理。すごく可愛くて思わずパシャリ

小さな頃は、このおせち料理を母が一人で作っていたことを考えると、本当に頭が下がる思いです 丸一日、立ちっぱなしですからね(←今回は作っていないので、偉そうに言えない・・・)。

今では、母と一緒におせち料理を作るのが、年末の私の楽しみでもあります 皆さまのお正月は、どんなおせち料理が並びましたか?

おまけ   昨日は、初宝塚観劇でした(またヅカネタです

ポーの一族 花組:ポーの一族

ああ~素敵 明日海りおさま、すごく美しかった~ もう一回行きたいな~ 誰か、チケットくれないかな(独り言)。


笑顔のパワー

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です

12/22は、冬至でした。「冬至冬中冬始め(とうじ ふゆなか ふゆはじめ)」暦の上では冬至は冬の真ん中だけれど、本当の冬の厳しさはこれから始まる、ということだそうです。 とはいえ、これから日が長くなっていきますので、寒がりの私にとってはうれしく、すでに春が待ち遠しいです

冬至 ゆず湯入りました?

 先日、梅田にある日本旅行に行ってきたのですが、担当して下さった可愛い女性の方に「(私のことを)覚えていらっしゃいますか?」と声を掛けていただきました。

ええ、覚えていますとも この方、私が以前こちらに訪れた際、担当して下さった女性の方なのです。私がお願いしたチケットの行き先が紛らわしい地名だったこともあり、少し時間がかかったのですが、とっても丁寧に対応して下さった上、「次回は、きちんと覚えておきます。」と言って下さいました。

年末の慌ただしい中、旅行会社を訪れる方は多く、社員の方も忙しそうにしていらっしゃるのですが、そんな中、お客様に声を掛けられる度にてきぱきと対応し、笑顔で接しておられる姿に感銘を受けました

チケットを受け取った際も、笑顔で「お気をつけて行ってらっしゃいませ。」と言って下さり、とってもうれしかったです

私のことを覚えて下さっていたのも感激ですが、こちらまでも笑顔にしてしまうその魅力に、その日はずっとhappyに過ごすことができました。笑顔が持つパワーは想像以上に大きいのだと、改めて感じることのできた出来事です。

笑顔 笑顔って素敵

クリニックでは、しわ治療も積極的に行っておりますが、私自身は目尻のしわや法令線はあまり気になりません。だって、目尻のしわや法令線はたくさん笑ってきた証ですからね。いっぱいしわを作って笑ってきたその顔に、どれだけの方が癒され励まされてきたかを考えると、美しさの歴史なのだと思わずにはいられません。

ただ、眉間の縦じわはいけません 眉間のしわは、怒ったり悩んだりする時の表情のクセでできるので、怒っている印象を与えかねません。できるだけ眉間にしわを寄せないように工夫をして、必要なら医療の力も借りて下さいね。ボトックス注射は効果絶大です

女医さん いつでもご相談下さいませ

 


大エルミタージュ美術館展

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です

本日、10/3から兵庫県立美術館で開催されている大エルミタージュ美術館展」に行って参りました 世界3大美術館の一つとして知られるエルミタージュ美術館。1764年にエカテリーナ2世が取得し、美術館の基礎となったコレクションから、歴代皇帝が収集した美術品、個人蒐集家のコレクションまで、その所蔵品はおよそ310万点に及びます。

会場内に入ってすぐに、戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像があり、写真撮影が可能(12/30まで)なので、ここでパシャリ

エカテリーナ二世

エカテリーナ2世をイメージした特製「ドレス」がエントランスに設置されていて、記念撮影もできますよ~

音声ガイドには、芥川賞で注目された又吉直樹さんとロシアの国民的キャラクター、チェブラーシカの2バージョンがあり、私は又吉さんを選択。音声ガイドは有料(¥550)ですが、作品の見どころ、時代背景を分かりやすく解説してくれます。

何百年も前に描かれた絵画なのに、どれも状態がよく、描かれた地域がイタリアやオランダ、スペイン、フランスなど様々で、その歴史や風土が美術に反映されています。

息を呑むほどの美しい絵画の数々で、とても贅沢な時間を過ごすことができました

エカテリーナ2世といえば、ロマノフ王朝。ロマノフ王朝は、11月に退団した元宙組トップスターまあさまのさよなら公演「神々の土地」の舞台にもなりました(またもや宝塚ネタ)。手足の長い朝夏まなとさまの軍服姿、最高に格好良かったな~。しみじみ

神々の土地

まあさまは、私の大大大好きな元花組の春野寿美礼さまがトップスターの頃、新人公演で何度も主演をされていました。感慨深いわぁ~

今日は、仲良しの大好きな看護婦さんと(お母さんみたいな存在です)一緒に行って参りましたが、雲一つないお天気でした お弁当を作ってきてくれたので、美術館観覧の後、お外で食べました。美味しかった~

兵庫県立美術館 こんな感じのいいお天気 この辺で食べました。

久しぶりにお会いしてお喋りも弾んで、楽しい休日となりました

もうすぐクリスマス 皆さまは、どんな風に過ごされますか? あっ 大エルミタージュ美術館展は、来年1/14まで開催しています。ロマンティックデートにいかがでしょう


やりました!

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です

すごく、すご~くご無沙汰してしまいました   スミマセン この間、私なななんと・・・スマホデビュー」いたしました パチパチパチパチ

「やりました!本当にやりました!!(こんな風に書くと、松居一代さんの記者会見みたいですねぇ

とはいえ、まだまだ初心者。

初心者マーク 今日でデビュー5日目になります。

毎日お昼休みにスタッフの濱田さんからレクチャーを受け、日々進化しております(のつもりです)。

今日は自宅に帰ってから、自宅のWi-Fiに繋ぐのに一苦労。結局小一時間かかってしまいました。疲れた~

でも、楽しいです 初めてスマホで撮った画像がこちら

テディベアサンタさん① テディベアサンタさん② ヒルトンホテルのテディベアサンタさんです。可愛いですね

スマホライフを満喫するために、色んなことに挑戦したいと思っております。スマホご愛用の皆さま、どうぞご指南下さいませ。

おまけ。

最近イボの患者さまがたくさん来院されますので、HPに詳しく掲載いたしました。こちら→是非ご覧くださいね


ゴマパワー

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です

「元始、女性は実に太陽であった。今、女性は月である。」とは、25歳で初の女性誌「青鞜(せいとう)創刊号1911年」を創刊した平塚らいてうの有名な言葉です 日本の女性解放運動のパイオニアとも言える人物です。

平塚らいてう←平塚らいてう

以前ご紹介したNHK「グレーテルのかまど」で、終戦後「暮らしの手帖」に寄せられた平塚らいてうのエッセイ「ゴマじるこ」が紹介されていました。

「アラビアン・ナイト」の呪文「開けゴマ」もゴマの持つ万能パワーに由来していて、中近東では宝物として扱われていた胡麻(ゴマ)。カルシウム、マグネシウム、鉄、リン、亜鉛等のミネラル、食物繊維、ナイアシン、ビタミンA、ビタミンB1B2B6、ビタミンE、葉酸などの栄養素がしっかりと詰まっています。エジプトの女王クレオパトラも、化粧品や香料にごま油を使用していたようです。

クレオパトラ うふふっ

現代になり、その具体的な美容効果や健康効果が解明され、若返り(アンチエイジング)にも効果があることがわかり、世間にも広く知られるようになりました「ゴマリグナン」と呼ばれる抗酸化物質も含まれていて、セサミンなどはサプリメントでも有名ですね。1日に大さじ12杯(10g~20g)摂取するのが効果的なのだそうです

ごま 胡麻大好きです~

ちなみに私は、朝食のヨーグルトにきな粉と黒すりごまを入れて食べています。

組の中では、強い女性という世間のイメージとは違い、孫の奥村直史さんが祖母であるらいてうのことを「声も小さいし、体も小さいし、自分からどんどんしゃべる人じゃない。大変内気な人です。」とおっしゃっていました。

その生涯を女性解放と平和運動に捧げた平塚らいてう。彼女を陰で支えていたのが、5歳年下の夫奥村博でした。画家だった博はらいてうの姿を好んで描き、またらいてうも執筆の合間にこんなラブレターを書いてしまうほどでした。

「私の只ひとりの大切な博さま 今どんな夢をみてゐるの?」

古いしきたりにとらわれず、互いを認め合う愛の共同生活をつづけた二人は、野合であると言われて、社会的に非難されたようです

最終的には年下の博が先に亡くなるのですが、それを見送ったのはらいてうでした。その方が自然だったのかもしれないと、孫の奥村直史さんがおっしゃっています。

平塚らいてうと奥村博   素敵なお二人ですね~

 


国民皆保険制度

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です

皆さま、この外用剤をご存知ですか?

ヒルドイド ←ヒルドイドです

「ヒルドイド」は、アトピーなどに伴う皮膚の乾燥や、凍瘡(しもやけ)、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防などに使われる医療用保湿剤です

この外用剤が、「高額な美容クリームより効果がある」と女性の間で広がり、化粧品を購入する感覚で病院を訪れ、乾燥肌などを訴えて処方を受けるケースが後を絶たず、医療保険の適用範囲などを決める平成30年度の診療報酬改定を前に議論を呼んでいます。

全国の健保組合から成る健康保険組合連合会(健保連)は、医療費の明細書「レセプト」の分析結果を公表し、「皮膚乾燥症」の病名で、ヒルドイドや類似後発品の処方だけを受けた美容利用が疑われる処方額が約5億円あったとしています。そして、これを基に全国の薬剤費を推計すると年93億円に上ると言われています。

こうした実態や、英国や米国、フランスなどでは保湿剤が保険適用となっていないことから、健保連は「保湿剤の保険適用の範囲を縮小する」「保湿剤を保険適用外とする」といった政策を提言しています。

国際ジャーナリストの堤未果(つつみ みか)さんは、著書の中で国民皆保険について「保険証一枚で全国どこの医療機関でも一定水準の医療が受けられる日本の医療制度は、WHO(世界保健機構)をはじめ、世界中から称賛されている。だがその価値を意識している国民は、いったいどれほどいるだろう? 時代の中、様々な変化とともに個々の問題は出ているが、時の厚生労働省や医師会、心ある人たちによって守られ、何とか解体されずに残ってきたそのコンセプトは、私たちの国日本が持つ数少ない宝物の一つなのだ」と、述べています。

堤未果さん  ←たくさん本を書かれています

今、日本の医療費は毎年1兆円を超えるペースで増加をしています   現在の仕組みのままでは、国民皆保険制度を支えることが難しくなってきている現状です。このままではあたりまえと思っていた「国民皆保険制度」の崩壊にもつながりかねません

高齢化や医療技術の発達によって、医療費が年々増え続けるなか、将来も国民皆保険制度を維持していくには、負担の仕組みを超高齢社会にあった制度に変える必要があるとともに、私たち一人ひとりが健康への意識を高め、医療費を節約していくことが重要ですね。

皆で 皆で支えていきましょう


佐伯チズさん

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です

今週月曜日のお仕事帰りに、新大阪駅で佐伯チズさんとすれ違いました。あっという間でしたが、綺麗なお肌と御髪(ピンク色がかった白髪なのです)で、周りの空気が華やいで見えるようでした

佐伯チズさま ←佐伯チズさん

佐伯チズさんと言えば、有名なのが『ローションパック』。ローションパックは、化粧水をしみこませたコットンを肌の上に数分間おき、化粧水をより浸透させるというスキンケア方法ですが、皆さまも一度は試されたことがあるのではないでしょうか?

佐伯チズさんは、本もたくさん書かれていて、私も何冊か拝読したことがあります。そこで紹介されていたのが、美しいお肌の条件である「うなはだけ」。皆さまご存知ですか?

「う (潤い)」→お肌に「うるおい」があること。角質層の水分量が充分にありお肌表面がみずみずしくうるおっていること。

「な (なめらかさ)」→お肌に「なめらかさ」があること。肌のキメが整っていて透明感があり すべすべてしているこ)」と。

「は (ハリ)」→お肌に「ハリ」があること。皮膚機能がスムーズに行われていてお肌が引き締まっていること。

「だ (弾力)」お肌に「弾力」があること。皮膚の内部組織が充実していて、やわらかくしなやかな弾性があること。

け (血色)」お肌の「血色」がよいこと。血液の循環が良く、くすみや色むらのない色艶のよいこと。

私の目指す美肌の条件です さて、あなたのお肌は、「うなはだけ」ですか?

佐伯チズさんには、カッコ可愛く生きたいという夢があるのだそうです。姿勢をよくして赤いピンヒールを履いて80才までは皆さまの前へ出たいと。素敵ですよね~

ピンヒール

クリニックで美肌治療をされている方の中には、人生の先輩ともいえる方がたくさんいらっしゃいます。皆さま本当にお綺麗で素敵な方ばかりで、歳を重ねていくのはちっとも怖くないと教えて下さいます。その魅力に肖りながら、私も日々進化し続けていきたいです

おまけ 寒くなり空気が乾燥してきましたので、クリニックおススメのパックをお安く提供しています  口コミでも高評価のパックですので、この機会に是非ともお試し下さいませ

グラングレース パック   ←美容成分フラーレン配合の美容液マスクです。


断捨離

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です

私、ただいま断捨離中です

断捨離 ずいぶん手放しました

最近では片付けコンサルタント近藤麻理恵(通称・こんまり)さんが部屋を掃除する時のテクニックとして「ときめかない物は捨てる」という方法を紹介し、やましたひでこさんが「断捨離」という言葉と考え方を広めました。

『断捨離(だんしゃり)』という言葉、よく耳にするようになりましたが、皆さまご存じですか?『断捨離』とは、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を、不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることを目的としています。

この考え方はヨガの行法である「断行(だんぎょう)」、「捨行(しゃぎょう)」、「離行(りぎょう)」を応用したものだと言われています。断:これから入ってくる不要なものを断つ   捨:今持っている不要なものを捨てる   離:物への執着から離れる

この断捨離という言葉、実は「やましたひでこ」さんが作られた造語なのだそうです。知らなかった~ というわけで、数年前から少しずつ断捨離をしています。

物への執着を捨てることが最大のコンセプトなのですが、必要のないもの、使わないものを手放すことで、本当に必要なもの、価値のあるものが浮かび上がってきます。

私の場合、家族や大切な方からの贈り物を中々手放すことはできませんが、それでもうれしかった気持ちや大切に思う心は、私の身体の中に息づいているのだと感じることができるようになってきたのは、断捨離の成果なのかもしれません

その一方で、「もったいない」と感じる心も好きです(私の周りの方はうなづいているハズです ええ、そうよ。私はケチなのよ。エコって言って欲しいけど・・・)。

ワンガリ・マータイさん ワンガリ・マータイさん(MOTTAINAI提唱者)

私は着物が大好きで、時々お出掛けに着ていくのですが、昔の方が普段に着物を着ていた頃は、ふだん着(木綿やウール)も数枚程度で、それを毎年のように解いて洗い張りして着ていたようです。随筆家や小説家の方のエッセイにも、季節の変わり目に解いて洗い張りし、一枚の着物を袷から単衣にしたり綿入れにしたり、という話が出てきます。生地が弱ってきて一部擦り切れたり薄くなってきたら、使える長さに応じて引っ張りとか前掛けなど他のものに加工したり、薄くなったら襦袢にしたり。浴衣は晒のような柔らかい生地でしたので、布巾にしたりおしめにしたり。

夢二

その他にも、割れた器を修復するだけでなく、以前よりも価値のある味わい深いものにしてくれる金継ぎなどもありますね。物を大事にする日本の文化は、私たちのDNAにも刻まれているのではないでしょうか。

私の住んでいる周りでは、金木犀のいい香りがします。マンションのエントランスでも駅前の広場でも。もうすっかり秋ですね~   暑い日が続きますけど、お腹出して寝ていてはダメですよ~


おはぎ

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です

夕方の日の入りが早くなって、街中も秋めいてきましたね。食欲の秋」「読書の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」、皆さまはどんな秋を迎えられるのでしょうか?

普段TVをあまり観ない私ですが、録画してでも観たい番組の一つにHNKの「グレーテルのかまど」があります。

グレーテルのかまど

有名人が愛したお菓子や、名画や名作に登場するお菓子にまつわるエピソードを交えながら、番組オリジナルの特製レシピを紹介する教養娯楽番組です。先日は、コピーライターでありエッセイストでもある、糸井重里さんのおはぎが放送されました。

おはぎ、お彼岸の定番ですね

おはぎとぼたもちってどう違うのか、皆さまご存知でした?実は、おはぎとぼたもちは基本的に同じもので、ぼたもちは牡丹の季節、春のお彼岸に食べるものの事で、あずきの粒をその季節に咲く牡丹に見立てたもの。一方、おはぎは萩の季節、秋のお彼岸に食べるものの事で、あずきの粒をその季節に咲く萩に見立てたものなのだそうです。

おはぎとぼたもち以外にも、まだ別の名前があります。おはぎはお餅と違って杵(きね)と臼(うす)でつかないので、つき知らず→ 着き知らず、となり、夜は船がいつ着いたのか分からないことから「夜船」とも呼ばれるそうでつき知らず → 月知らず、となり、月の見えないのは、北の窓であることから「北窓」とも呼ばれるようになったとか。

おはぎ

自然や季節と結びつけて、遊び心もありながら風情もある、日本人の感性にますます感心させられます。ロマンティックですよね

実家の母はおはぎ作りの名人で、甘党の父のために、よくおはぎを作っています。すごく美味しいのです  あ~、お母さんのおはぎが食べたいな~   私はどうやら、食欲の秋に突入しそうです。誰か止めて~

先日のブログでルミガンをご紹介したのですが、最近円形脱毛症で睫毛が中々回復しない方の3割に、ルミガンの効果があることが分かりました。眉毛や睫毛がないと本当に困ることが多く、お使いになられたい方がいらっしゃったら、是非ともチャレンジしてみていただきたいと思っています。

チャレンジ

 

 


ご冥福をお祈りいたします

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です

聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生が、お亡くなりになりました。105歳でした。

聖路加看護大学学長を歴任された経緯もあり、私たちナースの間では日野原先生をご存知ない方はいらっしゃらないのではないでしょうか。

私は大阪で日野原先生の講演を拝聴したことがあります。笑いに包まれたその講演は、スタンディングオベーションで幕を閉じました。今から20年程前のことです。

印象に残っているのは、「人が自然に亡くなる過程」です。人は亡くなる前に食べることができなくなり、脱水状態となります。徐々に眠っている時間が増え、ADL(日常生活動作)が低下していき生命活動を終えます。このような状態になると、強制的に水分や栄養を取り入れる傾向にありますが、これは返ってご本人の負担になりかねない。死は病気ではないので、できるだけ脱水状態で自然に最期を迎えるのがベストなのだと・・・。

この講演は、今でも私の礎になっています。

以前、NHK の「SWITCHインタビュー」という番組で、日野原先生と篠田桃紅さん(美術家。現在104歳)が対談されていました。10年先の予定までびっしり書き込み「目標」を大切にする日野原先生に対し、予定も目標も立てず「その日暮らしの風まかせ」の篠田桃紅さん。対照的なお2人ですが、とても面白い番組でした。

お二人ともたくさん著書がありますので、是非ご一読下さい。すごく深いです。

日野原先生←日野原先生著    篠田桃紅さん←篠田桃紅さん著

予防医療の普及や独立型のホスピス設立など、たくさんのご功績を残された日野原先生。心からご冥福をお祈りいたします。