皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です
大阪、兵庫、京都の3府県で緊急事態宣言が解除されましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか 先週の土曜日は、以前ほどではありませんが、お買い物
などを楽しむ人の姿が、街の中に戻ってきていました。
外出自粛の間に感じていたのは、人間がウイルスに振り回されている間でも、やはり季節は廻っているということ。春になれば桜は咲き、つつじが咲き、燕も巣作りを始め、
太陽もずいぶんと高くなりました
私のお家のベランダでも、いつものように鳩がやってきます(うんこしようとする鳩と、そうさせまいとする朝の戦いです
)。変わることなく過ぎていく日々。今のこの状況は、歴史の一説になるであろう出来事だと思います。来年か再来年か、もっと先になるのか分かりませんが、「あの時は大変だったね~」なんて話せる時が早くやってきてほしいなと思います。
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の告発で注目を集めた、神戸大学感染症内科の岩田健太郎医師が、「病院の待ち時間が長い根本原因」として新書から一部抜粋したものが
インターネットで紹介されていて、興味深く拝読しました。
冒頭にはこんな一説が・・・。
「新型コロナ対策として、実際にコロナかどうかに限らず風邪をひいたらすぐに休むことが大切です。自分がまず休むこと、そして家族や同僚が風邪をひいたらちゃんと休ませてあげることが大切ですが、そのためには、『休むことができるシステム』を整備しないといけない。それは工夫すれば容易にできることなんですが、日本の社会では、工夫することそのものが悪とされることがある。」
そして、日本の病院には無駄が多いとも書かれています。
この度のコロナ禍で、医療機関の外来患者数が減少していて、これはクリニックも同様なのですが、逆に言うと、それだけ受診を減らせることができるのだと私も感じていました。定期的に通院が必要な治療もありますから、一概に無駄だとは言えませんが・・・。難しい問題ですね
投薬方法などは、患者さまの中で「もっと薬を出してほしい」と思った経験があると思います。3月4月は自粛要請を鑑み、長期に処方をさせていただきましたが、基本的には「医師が処方する投薬量については、予見することができる必要期間に従ったもの」で、長期の投薬についてもいくつかの条件があります。私たちは診察の中で、こういった様々なことを逸脱することなく行っているわけですが、日本の医療を見直す時期に来ているのかもしれませんね。新しいことに柔軟に対応できるよう、これまでの常識にとらわれることなく、私自身の頭も柔らかくしておかなければと思います。
今月より自由診療も再開しています。若干診察スケジュールが変わっていますが、診療を中断されている方は是非ご連絡くださいませ
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