夏のお嬢さん、紫外線にご用心③

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です

紫外線を浴びすぎると増えてしまう活性酸素。活性酸素が老化の原因になることは、広く知られるようになってきました。「抗酸化」という言葉も、お聞きになったことがあるのではないでしょうか

活性酸素は本来、身体の細胞を外部から守るために作られています。強力な酸化作用を持っているため、人体にとって有害な物質を体内に入れたり、体表に浴びたりすると増えることになります。そのため、身体にとって有害な紫外線を浴びると、活性酸素が発生するのです。

紫外線予防に効果的な、抗酸化作用のある食品を毎日の食生活で積極的に取り入れ、美肌対策に取り組みましょう

①ビタミンC

野菜類や果物類に含まれているビタミンC。ビタミンCには活性酸素を排出してくれる抗酸化作用があります。また、ビタミンCはビタミンEの吸収を助ける働きがあるので、ビタミンCとビタミンEは同時に摂取すると効果的です。更にアンチエイジングに必要な成分の一つ「コラーゲン」の合成も促進します。

ビタミンCが多く含まれている食品には、ローズヒップティー(レモンの20倍ものビタミンCを含んでいます)やイモ類(さつまいも・じゃがいもなど)、果物類(アセロラ・いちご・オレンジ・レモンなど)、野菜類(キャベツ・ピーマン・ブロッコリーなど)があります。

VC

②ビタミンE

ビタミンCと同様、活性酸素を排除してくれる高い抗酸化作用があります。血行促進の効果もあります。

ビタミンEは、アーモンドやごま、大豆、アボカドに多く含まれています。また、ビタミンEは、油に溶ける脂溶性ビタミンですので、加熱しないでそのまま食べると効率よく摂取できます。

VE

③ポリフェノール

ポリフェノールとは、野菜や果物の色素や苦味などを担う植物成分の総称で、その数は約5,000種類にも及ぶとも言われています。強力な抗酸化作用を持っています。各種ポリフェノールが含まれている食品は、以下の通りです。

ブルーベリー、ぶどう(アントシアニン)、大豆(イソフラボン)、チョコレート(カカオマスポリフェノール)、緑茶(カテキン)、リンゴ(リンゴポリフェノール)、シゾ、ローズマリー(ロズマリン酸)などなど。

ぶどう    チョコレート

その他、ニンジンやカボチャなど緑黄色野菜のβカロテン、トマトやスイカなどのリコピン、ゴマのセサミノール、ニンニクやキャベツなどの含硫化合物、エビやカニのアスタキサンチンなども、抗酸化作用のある食品です。

積極的に抗酸化作用をもつ食品を意識して摂り、いつまでも健康で若々しく美しい毎日を過ごしたいものですね(サプリメントを上手に取り入れてもいいですね)。

高橋真琴   うふふっ