美白用化粧品

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です

今年は新型コロナウイルス感染症で生活様式が一変し、大きく売れ行きが落ちているのが化粧品だと言われています。店舗の営業自粛や、人々の外出自粛措置、マスク生活でファンデーションや口紅などのメークアップ用品の売れ行きに大きな影響が出ているようです。

その一方で、スキンケアに対する関心は維持されているとのこと。

春は例年であれば、化粧品メーカー各社で美白用化粧品にスポットがあたる季節。皆さまは、美白用化粧品をどのように選んでいますか

まずはおさらいです。シミができる過程は

お肌が紫外線や刺激を受ける→メラノサイト(シミの原因となるメラニン色素を作り出す)に司令が下る→チロシナーゼ酵素(メラニン生成に欠かせない酵素)が活性化する→メラノサイトの中のチロシンと結合→茶褐色のメラニン色素を生成→蓄積されるとシミに

メラノサイト

 

 

 

 

 

 

 

そして、美白用化粧品には大きく分けて、2つのタイプがあります。

①新しいシミを予防する

②今あるシミを薄くする

そしてそれぞれの主な成分は以下の通り。

新しいシミを予防する成分(メラニン生成抑制~メラニンを作らせないように働くことで、シミを予防する~)

トラネキサム酸:メラニンを作るメラノサイトの働きを活性化させるプラスミンなど、蛋白分解酵素の働きを抑えることでメラニンの生成を抑制する。

アルブチン:メラニンを黒色化させるチロシナーゼの働きを阻害し、メラニンの生成を抑制する。

コウジ酸:麹菌が作る発酵代謝物。チロシナーゼの活性や合成を阻害しシミを予防する。

ビタミンC誘導体:美肌効果の高いビタミンCを肌へ浸透しやすく改良したもの。チロシナーゼの働きを阻害しシミを予防する。皮脂の分泌を抑え炎症を抑える働きがあるためニキビ予防の効果もある。

プラセンタエキス:動物の胎盤から抽出され、保湿効果が高く肌のターンオーバーを整えシミを予防する。

今あるシミを薄くする(メラニン還元作用~メラニン色素を還元することで、シミを薄くする~)

ビタミンC誘導体:黒色化したメラニンの色を薄くする。

ハイドロキノン:強力な還元作用があり、シミを薄くする効果が高い。

おこもり美容はまだまだ続きそうです。クリニックでは、色々なタイプの化粧品や施術を取り入れています(あ、もちろん紫外線対策として、日焼け止めクリームは必須です

美白用化粧品、あなたはどれを選びますか

おまけ

雪組トップスター望海風斗さま退団。寂しいな~ でも、退団公演観劇できてよかった 雪組のトップさん二人とも歌がとってもお上手だったのですよ~ きいちゃんも彩凪翔ちゃんも煌羽レオちゃんも、皆好きだったよ~

大門さん

 

 

 

 

 






DDまっぷ ドクターブログ 一覧