じゃばらってご存知?

皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフ中尾です

いよいよ寒い冬が終わりを迎え、春の到来を感じて嬉しくなりますね。でも、春といえば花粉症先日、スタッフの濱田がブログに載せておりましたが、毎年悩まされる方も多いですね。

スギ花粉 これはイメージです。濱田ではありません

2017年のスギ花粉は、関西でのピークが2月中旬から3月下旬だと言われています。

そして、今月のメディカル雑誌によると・・・。日本初の舌下免疫療法薬「シダトレンスギ花粉舌下液(2014年10月発売)」は、2年間継続した患者さまの半数が改善したというREPORTが掲載されています。

どの治療薬もそうですが、すべての患者さんに効果が期待できるわけではありませんし、通常の内服薬よりも手間がかかるので、治療をドロップアウトした患者さまもいらっしゃいます。また、このシダトレンはどの病院でも処方可能というわけではなく、アレルギー専門医であり且つシダトレンの処方の講習会を受けた医師でないと処方できないようで、治療ができる病院は限られるようです。

REPORTでは、治療終了のタイミングや利便性、アレルギー体質の方のコントロールなど、検討する課題も浮き彫りになっています。

ただ、花粉症の患者さまにとっては、夜眠れるようになったり、使用するティッシュペーパーの量が大幅に減ったりするのは、うれしいことですよね

さて、皆さまは「じゃばら」という果実を知っていますか?

じゃばら

じゃばらは、和歌山県の北山村周辺に自生している柑橘類で、ゆずやかぼすの仲間です。「邪(気)をはらう」が由来となって名づけられました。このじゃばらは「ナルリチン」を含み、花粉症対策などにも期待をされています。

ナリルチンは、IgE抗体の産生を抑えたり、マスト細胞からヒスタミンの放出を抑え、I型アレルギーである花粉症やアトピー性皮膚炎等に対する抑制効果が期待できるとされています。

ナリルチンについては、現在研究中で、学会未発表のものが多いのですが、これからのじゃばらの活躍に期待したいですね






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