昨晩の大阪は冷え込みが強く、夜中に毛布をもう一枚被りました。暖房を入れたところもあるそうで、冬の足音が迫ってきましたね。
さて、神戸大学の研究グループがこれまで発見された新型コロナウィルスの全ての変異株に有効なユニバーサル中和抗体を開発したと発表がありました。
新型コロナウィルスに感染した３人の血液から細胞培養して抗体を作らせ、様々な変異株に「中和活性」（ウィルスの感染力を低下させる力）があるか調べたとのことです。
かかる抗体の中に、これまでの変異株全てに有効な反応を示した抗体があったとのことです。
この「ユニバーサル中和抗体」素晴らしいと思うのですが、新たな変異株にはどの様に対応するのか？変異株に対する中和活性の強度は？など興味が尽きませんね。
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朝晩は冬で日中は夏のような気候ですね。長袖を着ると昼間は暑いぐらいですので、上手な重ね着が必要ですね。
さて医療機関を受診される時に、ご自身の体調不良をどのように伝えておられますか？多くの方が、「ドキドキする」とか「咳が出る」等の「症状」を中心として話されていると思います。
もちろん「症状」は病気を判断するための一番重要なものなので、問診（医師の聞き取り）の中心となります。
問診で「症状」が一つだけの場合はよいのですが、複数あった場合に「どの症状」が「どの様」にでたのか整理して話していただけることは少ないと感じています。
「症状」はご自身にしかわからないものですので、わかる範囲で「詳細な状況」（詳状）と一緒にお伝えいただけると大変助かります。
もちろん医学のプロの様に的確な観察は難しいことは承知していますので、「症状」や「詳状」に違いがあると感じているのか？無いと感じているのか？よくわからないのか？ご自身の感覚で素直にお話し頂ければよいと思います。
また、「気にしていませんでした。」というのも大変重要な情報ですので、躊躇せずにお伝えいただけるとありがたいですね。
是非、「症状」は「詳状」と一緒にお願いいたします。
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最近は昼間は汗ばむ陽気・夜は毛布が必要と寒暖差が大きくなっています。温度差による疲労が溜まりやすくなっていますので、健康管理に十分にご留意ください。
さて、健康保健証をマイナンバーカードに統合し、保健証の発行を原則廃止するとの発表が政府からありました。利便性ばかりを強調して理解を得ようとしてるように見えましたが、一寸考えても問題が山積しているのは明らかでしょう。
メリットを感じる人から徐々に始めていって、国民全体に広げていくのがマイナンバーカードの趣旨なのでしょうけれども、お金で釣ろうとしたり、カードがないと不便になると脅しているように感じてしまいます。
最近は民主主義の基本である「丁寧な説明と国民の理解」が国会議員の「数の論理」に打ち負かされて、「一部の人の都合を国民に押し付ける」安易な方法で、より良い制度・政策が生まれにくい土壌になってしまっていると思うのですが、如何でしょうか？
蛇足ですが「マイナ保険証」が本当は「マイナー保険証」ではないかと思えてしまいますね。（失礼！！）
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庭の紅葉も色づき始めて、一気に秋が深まった感じがしますね。この過ごしやすい気候が長く続いてくれると良いのですが・・・・・・
さて、当医院でもインフルエンザワクチンの予約が始まりました。ネットではインフルエンザと新型コロナワクチンの同時流行が心配され、発熱外来などの医療インフラへの影響が声高に叫ばれています。
２年間ほとんど流行らしい流行のなかったインフルエンザですが、今年は大流行が予測されています。
理由としては、
1.規制緩和により外国からの入国者が増えるため、持ち込みの危険が増す。
2.本格的な流行が無かったため、インフルエンザに対する免疫が減弱していると考えられる。
3.自粛疲れによる反動で忘年会や新年会などの集まりが多くなり、感染機会が増える。
などが挙げられます。
大流行を防ぐには、各々がうがい・手洗いをこまめすることや、少しでも調子が悪ければ会の出席を見合わせる、必要に応じてマスクをするなど、基本的な感染対策が大切だと思われます。
くれぐれもお気をつけくださいね。
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