月別アーカイブ: 2023年2月

リュウキュウの有機物

休み明けの雨で、なんだか調子が出ないですね。みなさんはいかがですか?

以前「はやぶさ2」が小惑星「リュウキュウ」から持ち帰った試料に水が含まれているとのニュースに驚いていたのですが、今回は大量の有機物が見つかったとの報告がありました。

(以下引用)
広島大の薮田ひかる教授らのチームは、砂を酸で溶かすなどして、固体有機物だけを抽出して分析。石炭のように黒く、さまざまな分子が無秩序に結合した高分子だった。化学的組成や形態は多様で、りゅうぐうの元となる天体内部にあった液体の水の中で生成され、天体衝突などによる高温にほとんどさらされていないことも分かった。
(引用ここまで)

タンパク質の元となるアミノ酸も23種類見つかっており、生命不毛の無機的な宇宙に対するイメージが覆されたといえるのではないでしょうか?

「宇宙は生命の元になる材料で溢れている。」

なんだかワクワクしますね。

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令和5年3月13日以降のマスク着用

今日から暖かくなるとのことでしたが、今朝の車の温度計は1℃と今期最低タイ記録でした。昼間は気温が上がるそうですので、温度差に気をつけなくてはいけませんね。

さて来月3月13日以降、マスクの着用が個人の判断に委ねられるとのことですが、厚生労働省からマスク着用を推奨する場面が例示されました。

(以下引用)

<着用が効果的な場面>
〇高齢者など重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、下記の場面では、マスクの着用を推奨します。
医療機関を受診する時
・高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などへ訪問する時
・通勤ラッシュ時など、混雑した電車やバス(*)に乗車する時 (当面の取扱)
(*)概ね全員の着席が可能であるもの(新幹線、通勤ライナー、高速バス、貸切バス等)を除く。
そのほか、
○新型コロナウイルス感染症の流行期に重症化リスクの高い方が混雑した場所に行く時については、感染から自身を守るための対策としてマスクの着用が効果的です。

<症状がある場合など>
症状がある方、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性となった方、同居する家族に陽性となった方がいる方は、周囲の方に感染を広げないために、外出を控えてください。通院などでやむを得えず外出する時には、人混みは避け、マスクの着用をお願いします。

<医療機関や高齢者施設などの対応>
○高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などの従事者の方は、勤務中のマスクの着用を推奨しています。

マスクの着用は個人の判断に委ねられるものではありますが、事業者が感染対策上又は事業上の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることは許容されます。

(引用ここまで)

当医院では基礎疾患のある高齢者を中心に診療している関係上、マスクの着用をお願いしておりますので3月13日以降も何卒ご協力の程お願いいたします。

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AIドクター

大阪では冷たい雨が降っていますが、首都圏では警報級の雪になるとの報道がなされています。大したことにならなければ良いのですが・・・・・・・

さて、人工知能に医師国家試験の回答をさせたところ、合格ラインに達したのニュースがありました。

(以下引用)
【ワシントン共同】米企業が開発した人工知能(AI)に米国の医師資格試験問題を解かせたところ正解率は52~75%で、合格ラインとされる60%前後に達したと米医療企業の研究チームが9日、科学誌プロス・デジタル・ヘルスに発表した。医学関係の知識を追加したり学習方法を改善したりすれば、成績はさらに向上するとみている。
(引用ここまで)

医師国家試験は知識を問う問題が多く、無駄な(回答に関係ない)情報が少ないためAI向けだと思います。

明日から「AIドクター」の誕生とは行かないまでも、医師が診療で得たデータを解析して迅速な診断をおこなったり見逃しを減らしたりすることが、今のAIにでも可能ではないかと想像してしまいます。

誰か作ってくれませんかねぇ?

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節分2023

本日2月3日は「節分」で明日は暦の上では春になる「立春」ですが、まだまだ寒いですね。関西では3月半ばの「お水取り」までは寒いので、暦と違ってまだまだ春の足音は遠い様です。

さて以前にもこのブログで書きましたが、「節分」は年に4回あり最も有名なのが立春の1日前の春の節分です。最近では恵方を向いて巻き寿司を食べる風習も全国区になり、今年の恵方は「南南東のやや南」(南南東微南または南微東)とのことです。(恵方は16方位でなく32方位で決められていたのですね・・・・・・・・)

「節分」といえばやはり豆まきですが、消費者庁から豆まきに関して注意勧告がされていますね。

(以下引用)
消費者庁は、窒息や誤嚥を防ぐため、以下のような注意点を示しています。

・硬くてかみ砕く必要のある豆やナッツ類は、5歳以下の子どもには食べさせないでください。

・節分の豆まきは個包装されたものを使用するなど工夫して行い、5歳以下の子どもが拾って口に入れないように、後片付けを徹底しましょう。

・兄姉がいる家庭では、兄姉が豆やナッツ類を食べている際、5歳以下の子どもが欲しがっても与えないようにしましょう。

・食べているときは、姿勢をよくし、食べることに集中させましょう。泣いている時に食べ物を与えるのもやめましょう。

また、もしのどに詰まってしまった場合には「背部叩打法」をするなど速やかに応急処置をするよう、イラストとともに紹介しています。
(引用ここまで)

是非ご注意ください。