作成者別アーカイブ: きむ循環器内科医院

使い捨てマスク

年明けの寒さもひと段落して昼間は春を思わせる気温になったと思ったら、週末にはまた大寒波が来るそうです。体の負担になって体調を崩さないようにお気をつけください。

さてコロナ禍の中使い捨てマスクを使う機会が多くなっていますが、今回はその話題について書いてみたいと思います。

一時は在庫不足で値段の高騰や買い占め、転売が社会問題となった使い捨てマスクですが、かかる問題が最近落ち着いてきたと思っていたら、思わぬところに問題が持ち上がっていました。

『【AFP=時事】新型コロナウイルスから人類を守るマスクが、野生動物に死をもたらす脅威になりつつある。きちんと捨てられなかった膨大な量のマスクが動物の生息地に入り込み、鳥から海洋生物にまで絡まりついている。』

使った後のことは気にしていなかったのですが、無意識に破棄された使い捨てマスクが自然界に大きな影響を及ぼしていたのです。使い捨てマスクを破棄する時は、耳のゴムを切れば、野生動物に絡まる危険は減らせるとのことです。

命を守るためのマスクが、他の生物の命を危険にさらしているのはなんとも皮肉なものです。

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今年もよろしくお願いいたします。

今年もはや8日です。関東では松の内もあけてお正月気分もひと段落といったところでしょうか。関西では、十日恵比寿までは新年のお祝い気分ですね。

さて、2011年6月に始めた本ブログですが、10回目の新年となりました。これまで、ご覧いただいた皆様のアクセス数に力をもらって書き連ねてまいりました。

医療や科学関係で、個人的に興味があることや是非知っていただきたいことを中心に、今年も続けようと思っております。

何卒、今年一年もご贔屓のほどよろしくお願いいたします。


はやぶさ2

今年は暗い話題の多かった本ブログですが、今年最終のブログは明るい話題で締め括りたいと思います。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、はやぶさ2が小惑星リュウグウに人工クレータを作り、採取した砂や小石がカプセルの中に確認されたとのことです。大きいものは1㎝以上あり、直接宇宙の環境にさらされていない地下のものである可能性があるとのことです。

はやぶさ2が持ち帰った物の重さは約5.4gにすぎませんが、目標の0.1gを大きく超えたとのことです。6年の歳月をかけ、3億4000万キロのかなたから持ち帰ったのですから気の遠くなるような話です。

この小惑星リュウグウのかけらから、生命の元になりうる有機物が発見されれば、地球での生命誕生の謎に大きな進展をもたらすはずです。(我々は宇宙の子供(ユニバースチャイルド)なのか?)

リュウグウからの贈り物(玉手箱)を地球に届けたはやぶさ2ですが、休む間もなく次のミッション挑むと言います。今度はさらに長丁場の11年間に及ぶ長旅だそうです。残念ながら地球に帰還することはないそうですが、多くの有益なデータを送ってくれると思います。

世界に誇る日本の快挙に他ならないですね。

来年も本ブログをよろしくお願いいたします。

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近視を治すメガネ

全国的に厳寒の様相を呈していて、ドカ雪で車が立ち往生しているとのニュースが流れています。来週は寒さが一旦和らぐそうですが、気候の変化に気をつけて体調を崩さないようにしてください。

さて、今回は「近視を治すメガネ」について書いてみようと思います。

表題を見て、「近視だったらメガネ(コンタクト)をしてしっかり見えるようにするのは当たり前ではないですか?」と思われた方も多いのではないでしょうか?

それは「近視を直す(補正する)メガネ」で、今回は「近視を治す(治療する)メガネ」話です。

近視の原因の多くは、眼球軸が長くなり、目の焦点が網膜の手前にきてしまうことです。通常のメガネは、レンズを使って焦点をずらして網膜に合わせるものです。(レーシックもレーザーで角膜の屈折率を変えて焦点をずらしています。)

今回、窪田製薬ホールディングスが開発した「近視を治すメガネ」は、独自の技術で眼軸長の短縮するものだそうです。詳細はわかりませんが、特殊な光を網膜にあてることで効果を発揮するとのことです。

今後安全性などの検討をした上で、医療機器として登場するかもしれませんね。

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2021年の休日(特別措置法)

お手元に来年のカレンダーをお持ちでしょうか?

『東京五輪の開・閉会式に合わせて祝日を移動する特別措置法改正案は11月27日の参院本会議で可決、成立。2021年の祝日が確定した。』

これに伴い、2021年だけ休日が移動(?)しているそうです。決定が遅かったので、お手元にあるカレンダーはもしかしたら間違っているかもしれません。

元日    1月1日(金)
成人の日    1月11日(1月第2月曜日)
建国記念の日    2月11日(木)
天皇誕生日    2月23日(火)
春分の日    3月20日(土)
昭和の日    4月29日(木)
憲法記念日    5月3日(月)
みどりの日    5月4日(火)
こどもの日    5月5日(水)
海の日*    7月22日(木)
スポーツの日*    7月23日(金)   五輪開会式
山の日*    8月8日(日)   五輪閉会式
休日    8月9日(月)    山の日の振り替え休日
敬老の日    9月20日(9月第3月曜日)
秋分の日    9月23日(木)
文化の日    11月3日(水)
勤労感謝の日    11月23日(火)

(*が移動されたもの)

かかる移動に伴い、当院の休診日も変更しますのでお気をつけください。

ちなみに携帯電話のカレンダーを確認したらまだ修正されていませんでした。混乱しなければいいのですが・・・・・・

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新型コロナワクチン

12月に入りめっきり寒くなりましたが、大阪ではコロナの重症ベットの不足が心配される事態になり、心筋梗塞や脳梗塞の緊急治療に影響が出始めているとのことです。

そんな中でも英米におけるワクチン開発が成功し、本格的な接種が始まろうとしているのは明るい話題です。ワクチン接種の効果は約半年続き、感染前の抗体価が高くても重症化を認めなかったとのことです。(ワクチン接種で重症化しないということは、ワクチンをしても新型コロナにかかる人がいるということですね。)

インフルエンザの予防接種をしてもインフルエンザにかかるように、ワクチンは万能ではありませんので日本でワクチン接種が本格化しても、マスクや「三密」を避ける予防行動はその後も必要不可欠であると考えられます。

また体内からウィルスを排除できないキャリアーが存在すると、集団免疫が落ちると再流行を容易に起こす可能性があります。集団免疫を維持するためには、定期的に大規模なワクチン接種が必要ということになりかなり大変なことになってしまいます。

懸念事項はあるにしろ、ワクチン開発は、コロナ禍収束の一里塚です。出口の見えなかったところに薄光が見えるかもしれませんね。気を緩めずに待ちましょう。

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血液製剤逼迫

色々なところに影響を及ぼしている新型コロナウィルス感染拡大ですが、輸血などに使われる血液製剤の在庫が逼迫しているとの記事が出ておりました。

日本赤十字によると、コロナ禍で団体での献血が相次いでキャンセルとなり、血液製剤の原料不足がある上に、第二波の時に延期していた手術が順次再開されたため需要の高まりが、逼迫の原因になっているとのことです。

社会生活がスムーズにいかないと直接的にコロナ感染の治療を行っているところに限らず、色々なところに影響が出てきます。

新型コロナ感染の収束が見通せない中、感染予防に疲労感を覚えている国民に対して、経済だけでなく精神的な支えとなる政策はないものでしょうかねぇ。

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マスクの使い方でコロナ感染リスク増加?

11月だというのに夏日のところもあり、昼間は汗ばむ陽気ですね。また気温が平年並みに戻るそうですので、体調管理に注力くださいね。

さて、感染予防の基本であるマスクですが、使い方によってはコロナウィルスにかかる危険性が増えるとの記事が出ていましたので紹介します。

(引用)

「マスクを着けると、息苦しさを感じてしまい、つい口で呼吸してしまう。そうすると、口の中が乾燥してしまって、感染症にかかりやすくなってしまうんです」(みらいクリニック(福岡市博多区)の今井一彰院長。)

(ここまで)

口の中が乾燥すると、ウィルスを防御する抗体の一種であるIgA(免疫グロブリンA)が減少して、ウイルスが体内に取り込まれ易くなるのです。

最近、「常にマスクをしていれば安心」といわんばかりに、息急き切って道を歩いている方が多いですね。お口の中乾燥していませんか?

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第三の波

巷では新型コロナウィルス感染者が増えてきています。ここ数ヶ月感染者数が横ばいで推移していましたので、爆発的に感染者数が増える可能性が出てきました。

北海道のように新たに増大している都市は、乾燥などの感染が蔓延しやすい状況と人的交流の増加が原因と考えられます。(札幌で増えていて、地方で増えていないので・・・・今後はわかりませんが)

一方、以前から感染者数が多かった東京・大阪・名古屋などの増加は、少し事情が異なるかもしれず心配です。乾燥などの環境要因の変化だけなら良いのですが、ここ数ヶ月一定していた新規感染者の数が増大しているのは、以前からいわれている「抗体価の自然減衰」(免疫が数ヶ月で減少する。)が関与している可能性もあるのです。

つまり、第一波・第二波の時に獲得した免疫(抗体価)が自然減衰して、新型コロナウイルスに対する集団的防御が弱くなったために、新規感染者数が再上昇し始めたとも考えられるのです。

しっかりとした情報が無いのであくまで仮説の域を出ませんが、これが本当ならば「新型コロナワクチン」も感染防御の決定打にはならないかもしれません。(数ヶ月ごとにワクチン接種を継続するのは・・・・・)

何にせよ、この第三の波が来たことで、コロナ禍の終焉はかなり遠のいたといわざるをえません。再度気を引き締めて、感染予防にご尽力ください。

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インフルエンザ2020

寒くなったり暖かかったり、不安定な気候でなんだか体調がすぐれない方も多い様です。お気をつけくださいね。

さて、インフルエンザの警戒レベルが最高になったとのニュースがネットに上がっていました。記事を見て、今年はインフルエンザの大きな流行は無いのではと思っておりましたし、先週までに例年なら3000人程度インフルエンザにかかっているところ、30人の報告しか無いと聞いていたので大変驚きました。

よくよく見てみるとインフルエンザはインフルエンザでも「鳥インフルエンザ」の警戒レベルが最高の「レベル3」に引き上げられたとのことでした。

ここで胸を撫で下ろしてはいけないのかもしれませんが、コロナ禍の時期にインフルエンザが増えると医療の対応が逼迫するので、思わず「よかった」とつぶやいてしまいました。

ところで、ニワトリが「マスクや手(羽)洗い」をする姿を想像してしまった人おられませんか?

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