月別アーカイブ: 2018年1月

インフルエンザA型B型同時流行

大変な寒気が来ていますね。大阪では雪がちらちらぐらいでしたけれど、東京では高速道路が全面凍結で閉鎖など大変なことになっていましたね。この寒気はもうしばらく続くようなので、体調管理を徹底してくださいね。

さて、全国的にインフルエンザが猛威を振るっているようです。厚労省によると、全国の推計の患者数は過去最高の約283万人で、前週から112万人増えたそうです。

今年の特徴は、例年2−3月に流行するインフルエンザB型の感染が子供を中心に広がっていることです。そのため、インフルエンザA型の感染と合わせて患者数を押し上げているとのことです。

当院でも1シーズンに、インフルエンザのA型とB型に2回罹患する方を見かけます。一度インフルエンザになったからといって気を抜かずに、予防措置を徹底してくださいね。(今からでもインフルエンザワクチン、全くの無駄ではありませんよ。)

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自己修復するコンクリート

寒さもひと段落と思えるような気候ですが、来週半ばからは猛烈な寒波が来るとの予報です。お気をつけくださいませ。

さて、古くなったコンクリートにひび割れができているのを見かけることも多いのではないでしょうか?コンクリートのひび割れは、雨漏りの原因になったり、内部の鉄筋が錆びて構造的な劣化を引き起こすため、大きな問題になっています。

公共の橋やトンネル、高架道路の補修工事は定期的に行わないと、倒壊や崩落の危険性があるため、財源の確保に各自治体は頭を悩ませているそうです。

実はこの問題はよく知られており、以前からひび割れなどを「自己修復するコンクリート」の研究が多くなされているとのことです。

様々な方法が提唱され、研究されているそうですが、オランダのデルフト工科大の「耐アルカリの好気性芽胞形成菌」を使ったものが有名だそうです。

この細菌を休眠させ、餌になる乳酸カルシウムと一緒に微小なマイクロカプセルに封じ込めてコンクリートに混ぜ込んでおくのだそうです。コンクリートにヒビができて水と酸素が供給されると細菌が目を覚まし、炭酸カルシウムを発生させてヒビを治癒修復することが可能になるとのことです。

目に見えない小さな細菌が、巨大なコンクリートの建造物を守る姿を想像すると、何だか不思議な気分になりますね。

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笹持ってこい!

今朝は本当に冷え込んでいますね。胃腸炎や風邪、インフルエンザで受診される方が増えております。うがい・手洗いなどの予防措置を心がけてくださいね。

さて、昨日11日の話なのですが、往診の帰りに渋滞に巻き込まれました。一瞬「なぜ?こんな所が渋滞するの?」と思ったのですが、冷静に考えてみると昨日は「十日恵比寿の残り福」だったのです。

往診の帰り道に今宮戎神社があり、交通規制などで大渋滞。結局天王寺の方まで大回りして帰院したのでした。

夜には会議があり難波まで出かけたのですが、夜店が出ていて多くの老若男女が笹を片手に美味しそうなものを物色したり、行列を作ったりして賑やかでした。

そういえば、西宮恵比寿の「福男」は毎年ニュースにも取り上げられ、全国的に有名ですよね。

新年早々「えべっさん」を忘れていたなんて、大阪人にあるまじき失態を演じてしまいました。

来年は、往診の木曜日に重ならないことを願います。

(老婆心ながら ・・・ えべっさんの掛け声は『商売繁盛で笹持ってこい!』です。)

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新年あけましておめでとうございます

元日、2日と暖かい日差しで「ほんわか」したお正月と思っていたら、三日からは急に寒くなりましたが、体調管理大丈夫ですか?

今年も医学・医療を身近に感じてもらえるようなブログを続けていこうかと思っておりますので、気が向きましたら時々のぞいてみてくださいね。

(医院のエレベータホールでイチゴが段々と大きくなっています。)

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