カテゴリー別アーカイブ: 随筆

傘袋

台風の影響で大阪では雨が続いています。週末にかけて警戒が必要なようです。

さて、雨といえば雨天に来院された方の傘を入れる傘袋なのですが、買い置き分が無くなりどうしようかと悩んでおりました。というのもプラスチックの環境汚染が問題となり、レジ袋も有料化して使用量を減らそうとしている昨今、ごく少ない使用量とはいえ今のままでいいのかと疑問を感じたのです。

ネットで調べてみると、傘袋の使用量を減らすため雫を軽減する機械が色々と販売されていることがわかりました。その中で良さそうなものを選んで、調べてみると多くのメーカーのホームページがリンク切れで、製品が継続して販売されていないようでした。

実際、色々なところでこれらの製品を見かけず未だに多くの場所で傘袋が使われている現状を思い返すと、さもありなんといったところでしょうか?(傘袋に比べで、使用する人の手間が少なからず増えるので人気が出なかったのでしょう。)

しばらく悩んだ後、やはり傘袋の利点が大きいとの認識に至り新しい傘袋を注文したのですが、以前のものと違い「生分解(環境で分解される)」傘袋にしました。

新しい傘袋がたくさん届いたので全部を使い切るまでに年単位の時間がかかると思うのですが、そのうち倉庫の中で分解し始めたらどうしようかと一抹の不安が過ぎりました。大丈夫ですよね・・・・・・・・・・・・・・

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サンマとカツオ

9月の半ばになってやっと涼しくなったと思っていたら、今日の大阪は曇天で蒸し暑いです。連休までには再び涼しくなるそうですが・・・・・・何だかストレスですね。

今年のサンマ漁は壊滅的な打撃を受けているため、値段が高い割に脂ののりはいまいちで、サンマを扱う鮮魚店も頭を抱えているそうです。

『サンマが、空前の凶漁に見舞われている。今期の漁は始まったばかりだが、漁獲量は過去最低だった昨年の同じ時期と比べ2割程度しかない。このままいけば最低記録を更新する見通しだ。不漁は価格に跳ね返り、庶民の魚は高根の花となっている。』

その一方、関東では戻りカツオが例年の3倍も釣れていることです。脂ののりも良く、味も上々とのことです。

サンマとカツオで明暗が分かれたかたちですが、どちらも日本近海の海水温度上昇が一因となっているのだそうです。(平たく言えば、高水温がサンマは苦手で、カツオは好きだそうです。)

同じ原因でも結果が真逆になることは医療の世界でも珍しいことではありませんが、そうなる理由を知らないと感覚的に混乱してしまいますね。

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立秋

やっと梅雨が明けて日差しが日増しに刺さるようになり、これから夏本番と思っていたら暦の上ではもう「秋」とのことです。

新型コロナ騒ぎで花火大会なども軒並み中止となり、夏祭り・盆踊りなどの季節の風物詩もなく時間の流れを感じにくい状態になっていますね。

気付けば来週はもうお盆休みですので、通年でも海水浴シーズンも終盤に差し掛かっている頃ですね。(おぼんの頃から、波が高くなったり、迷惑者のクラゲが増えたりします。)

これまで当たり前に感じていた年中行事ですが、生活に彩りを添えてリズムを生み出す大きな役割があるのだと得心しました。

この状況に少しの寂しさを感じながら、「岸和田だんじり」に情熱を燃やしている方々の落胆はいか程のものかと思いが巡ります。

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マツタケが絶滅危惧種に・・・

西日本を中心に豪雨が続いています。日頃から、いざという時のために避難方法を考えておくことが大事だそうです。

さて、 国際自然保護連合(IUCN)が9日に発表した新しいレッドリストの最新版で、なんと「マツタケ」が絶滅危惧種として記載されたとのことです。

『IUCNは動植物などを生息状況や絶滅の恐れに応じて「絶滅」から順に分類しており、マツタケは「絶滅危惧」のうち3番目に深刻な「危急」に分類された。』

とのことです。

食用や売買が制限されることは無いそうですが、保護の気運が高まれば輸入量が減少して庶民の口から秋の味覚が遠くなるかもしれません。

うなぎに続き「マツタケよお前もか」とならなければいいですね。(今年はうなぎの稚魚であるシラスウナギが例年になく豊漁だそうです。)

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テレワーク2

新型コロナウィルスの流行が続いており、非常事態宣言も1ヶ月ほど延長されそうな状況です。感染を広げないためには人との接触を避ける必要はありますが、家の中に籠もることは絶対条件ではありません。普段より運動量が落ちているので、健康維持のために意識して動き回ることが必要ですよ。

さて会社で人との接触を減らすために「テレワーク」を導入している会社が増えて、通信に使うモバイルルーターや画像を取り込むウェブカメラの在庫が無くなり入手しにくい状態にあるようです。

前回のブログでメリハリをつけて働かないと在宅勤務では「働き過ぎ」に陥ることもあると書きましたが、「テレワーク」に思わぬ落とし穴があるようです。

機器の進歩で「テレワーク」を簡単に始めることができるようになったのはいいのですが、セキュリティーの問題を考えておかないと情報漏洩やコンピュータウィルス(コロナではありません)に感染する可能性が高くなります。

実際データを破壊されたり、重要なデータを人質にされたりする事例が増えているようです。

便利さとセキュリティーは両立が難しいものです。ノウハウのある方にチョット相談してみてはいかがでしょうか?

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テレワーク

大阪では病院を中心に集団感染が起こっており、医療関係者が感染者の1割に達しているようです。

さて新型コロナ騒ぎで多くの企業が導入したテレワークですが、出勤せずに自宅で勤務を行うことで社内や通勤電車での感染を避ける意味から感染防止に有力だと考えられています。

少し考えるとテレワークには、コミュニケーションが取りにくいなどの問題点をいくつか思い付くのですが、多くの人がテレワークに移行して思わぬ問題点が発覚してきたとのことです。

それは通常の仕事に比して、テレワークでは働きすぎる人が出てくるというのです。

家で仕事ができるため切り替えができず、ズルズルと仕事をしてしまい体調を崩してしまうのだそうです。テレワークの環境が整っていない自宅で、こたつに座って無理な姿勢で長時間コンピュータを操作すると、腰痛・肩こり・眼精疲労になりやすい状態になります。

以前ブログに書きましたが(「たかが肩こりされど肩こり」)、肩こりも慢性化すると色々な症状に苦しむことになります。

自宅でのテレワークだからと言って、寝巻きで仕事をするのは日常生活と仕事を区別できなくなり  NGとのことです。

仕事モードと生活モード、切り替えに気をつけてくださいね。

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医療消耗品の不足・・・・

新型コロナウィルスの影響で、関東や関西の消費が80%も落ち込んでいるとのニュースが流れてきました。また、非常事態宣言が出た都市での宝くじ売り場の閉鎖もされるそうで、庶民の夢までも影響を受け始めたようです。

実は病院でも新型コロナウィルス騒ぎで消毒液はもちろん、消毒用のアルコール綿や保清用の滅菌ガーゼが注文できないこともあります。これらの医療消耗品は無くなると、医療に大きな影響が出るのですが、病院向けに特別に確保されるような措置は講じられていないのが現状です。

トイレットペーパーのように買い置き需要がひと段落すれば、徐々に流通もされるようになるとは思っているのですが、少し気になります。

生物では恒常性(ホメオスターシス)を保つために通常複数の代償機能(余裕)が備わっているので環境変動に対して強靭なのですが、今の社会は「効率化」の名の下、代償機能をどんどん停止して自ら脆弱化しているのかもしれませんね。

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南極で20度?

今朝の大阪は暖かでした。診療前に窓を大きく開けても寒くなく、気持ちよかったです。

さて、先週に南極で18.6℃を記録したとの記事を読んで驚いていたのですが、昨日なんと20℃を超えたというのです!!!

『史上最高気温はシーモア島(Seymour Island)で観測された。ブラジル人研究者、Carlos Schaefer氏はAFPに対し、この記録は一度限りの気温であり、同地での長期的なデータセットの一部ではないため、「気候変動の傾向という点については何の意味も持たない」と指摘した。』

いくら一度限りの気温であったとしても、2週立て続けに南極での最高気温を更新していることからすると、「なんの意味も持たない」とは言えないのではないかと思ってしまいます。

アメリカ海洋大気庁(NOAA)によると、北極圏の最高気温は2018年夏に34.8℃を記録しているそうです・・・・・・・・・猛暑日(35度以上)に肉薄?

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「蛇足」

朝晩の温度変化が大きくストレルフルな天候が続いています。風邪など体調不良で受診する方も多く、大阪でもインフルエンザによる学級閉鎖になったところもあるとのことです。予防接種やうがい手洗いに、十分な睡眠をとってくださいね。

今回は「蛇足」の話題について書きたいと思います。「蛇足」といえば、余計なものの代名詞のように使われますが、最近の研究によると蛇は7000万年の間後ろ足を持っていたというのです。

ナジャシュ・リオネグリナと呼ばれる初期の蛇について、アルゼンチンのパタゴニア郡で発見された8個の化石を調べたとのことです。

『ナジャシュには頰骨(きょうこつ)弓などトカゲに似た原始的な特徴がある一方、頭がい骨から頰骨につながる骨がない点を含め、現在のヘビに近い特徴も併せ持つ。あごの関節の一部などにはヘビとトカゲの中間的な特徴も見られる。』

蛇は進化の段階で痕跡のような後ろ足ではなく、ちゃんと機能する後ろ足を長い年月有していたと、研究者らは結論付けています。

「蛇足」が蛇足でなくなったらどう書けばいいのでしょうか?と思ったのですが、まさにこの考えが「蛇足」ですね。何故って?、今の蛇には足がないのですから・・・・・・(ふー)

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ウナギの完全養殖

近大マグロ(マグロの完全養殖)で知られている、近畿大学がウナギの完全養殖で最初の重要な段階であるニホンウナギの人工ふ化、初期飼育に成功したとのことです。

市販されているウナギの99%以上は養殖ですが、元になる仔魚(ウナギの子供)であるシラスウナギは、全量海からの漁に頼っているのが現状です。近年シラスウナギの漁獲量が激減しており、ウナギの価格高騰を引き起こしています。

以前にもウナギの完全養殖を行った施設はあるのですが、効率やコストの問題で実用化されなかったそうです。今回、近大では1000匹を超えるウナギ仔魚の初期飼育に成功しており、期待が持てるとのことです。

次の段階としては、これらの仔魚をシラスウナギまで生育させるのが課題だそうです。

完全養殖が成功したあかつきには、「近大ウナギ」とブランド化されるのでしょうかね。

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