月別アーカイブ: 2018年5月

痩せは糖尿病のリスク?

1日の気温の変動が大きく、なんだか疲れ気味の方が多いようです。熱中症や「春ばて」にお気をつけくださいね。

さて、順天堂が医学の研究チームが意外な研究結果を発表しました。糖尿病=肥満というイメージがあるのですが、糖尿病の発症リスクは痩せている方が高く、特に痩せた50〜60代の女性で耐糖能異状(糖尿病の前段階)の割合が多かったとのことです。

痩せていると糖を蓄えることができる筋肉の量が少なくなり、高齢になって膵臓からのインスリン分泌が減ると、高血糖になりやすくなるというのです。

高齢女性には、骨粗鬆症の危険性も高いので、日頃から運動をして骨密度や筋肉量を保つことが大切ですね。

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博多にワニ!

先日まで、朝晩の冷え込みで長袖が必要だったのに、昨晩は暑くてクーラーのお世話になりました。気温の変動が大きく、夏バテならぬ「春バテ」の方も少なからずおられるようです。室温管理と十分な睡眠を心がけてくださいね。

博多の河川敷で50cm程のワニのような動物が目撃されているとのことです。今月12日と昨日17日に目撃されており、目撃者によると「木と思って見ていたら、何か足とかが見えるから、ワニかトカゲかなと思ったけど。黒い色でしたね」とのことです。

多分、ペットとして飼育されていたワニが逃げ出したのだろうと思うのですが、温暖化のせいで博多にまでワニが住むようになったと言われても、信じてしまいたくなる昨今の気候ですね。

昔の日本にはワニはいなかったのですが、古事記の「因幡の白兎」にワニが登場します。うさぎがワニと同族の数比べをしようと騙して、海を渡るためにワニの背中を利用した話があります。

古事記のワニ(和邇)は海の怪物を意味しサメなどのことを指していて、いわゆる現代のワニとは違うものだそうです。

ヒアリにしろワニにしろ、色々な危険が気候変動により日本にやってきますね。

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麻疹(はしか)ワクチン

気温の変化が激しく、なんだか体調がすぐれない方も多いようです。お気をつけくださいね。

さて、麻疹が流行っているとの報道を受けて全国的に、麻疹のワクチンが無くなっているようです。接種期間が決められている子供のためのワクチンにも影響が出始めているようですので、心配な方は、麻疹の抗体検査を受けることをお勧めします。

子供の頃に2回の接種がされたか明らかで無くても、抗体価があればワクチン接種は必要ありません。またもし抗体価が高くなくても、今回のワクチン不足騒動がひと段落したら、すぐに接種する準備ができます。

当医院でもワクチンの入荷がないために、麻疹ワクチンの予約を一時中断しておりますが、抗体検査は随時行っております。

心配な方は麻疹の抗体検査をしておきませんか?(関連ブログ:コインと釣り針と麻疹 2016年9月

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