「酷暑」と言って過言のない気候が続いており、エアコンが切れない日々が続いています。昨今の集中豪雨といい「異常気象」という言葉が可愛く感じます。
さて、新型コロナウィルス感染について興味深い記事が出ておりましたので、紹介いたします。
(以下引用)
京都府立医科大学の研究グループは、ヒト培養血管内皮細胞に新型コロナウイルスを感染させ、細胞内に侵入したウイルスを検出する実験を行った。この結果感染から6時間の時点で、若い内皮細胞に対して老化した内皮細胞は約800倍も多いウイルスが細胞内に侵入していた。成果は英科学誌サイエンティフィック・リポーツ電子版に掲載された。
(引用ここまで)
高齢者や生活習慣病などの基礎疾患のある患者さんは、血管内皮細胞の機能が低下していることが知られており、以前からこのことが新型コロナウィルス感染症の重症化に関係していると考えられていました。
今回の研究は、弱った(老化した)内皮細胞はウィルス感染を受けやすくかかる考えをサポートする結果だと思われます。
高齢者や生活習慣病の方以外にも、「喫煙者」も血管内皮細胞機能が低下していると考えられているので、「喫煙者」の重症化率を「非喫煙者」と比較したデータが無いのでしょうかね?
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