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アイスクリーム頭痛

大阪では朝晩やや過ごし易いと感じるのですが、如何ですか?このまま秋になるのは・・・・無いでしょうね。

さて、アイスクリームやかき氷など冷たいものを急いで食べると「キーン」と頭痛がしますが、医学用語では「アイスクリーム頭痛(寒冷刺激による頭痛)」との正式名称を冠されています。(個人的にはアイスクリームで頭痛になった記憶は無いのですが・・・・・・)

件の頭痛ですが、冷たい物の刺激や血管の急な収縮・拡張で三叉神経が刺激されて起こると言われています。

アイスクリーム頭痛に関して面白い記事を見つけましたので、引用しますね。

(以下引用)

天然氷のかき氷で有名な「ちもと総本店」の吉田裕社長さんに伺いました。
・・・・中略・・・・
「天然氷は、自然のものですから、凍ったり溶けたりを繰り返しながら、ゆっくりと時間をかけて氷のカタマリになっていきます。それに比べると人工的に機械で作った氷は、一気に冷却して作るので、氷のカタマリになるまでの時間が短いんです」とのこと。

(引用ここまで)

人口的に機械で作った氷は一気に溶けるので熱量の変化が大きく、天然の氷はゆっくりと溶けるので変動が小さいのでしょう。さらに、天然の氷は硬いため、ある程度温度が上がらないと削れないとのことです。

アイスクリーム頭痛も困り物ですが、冷たい物の取り過ぎで胃腸の不調に陥らないようにお気をつけください。

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通信障害

梅雨も明けたのにジメジメと蒸し暑い日が続きますね。部屋の温度管理をして(室温28度はエアコンの設定を28度にするのではなく、部屋の温度を28度になる様にエアコンの温度設定を調整する事だそうです。)、十分な睡眠をとる様にしてください。

さて今週始めに、携帯電話の通信障害で多くの人が不便さを感じたとのニュースが流れてきました。改めて、今の社会が通信インフラに依存していることを思い知らされた気がします。

医療分野でも効率化の観点から、遠隔診療やネットワーク資格確認(デジタル保険証)、電子カルテのクラウド化など通信インフラであるインターネットに依存した仕組みに移行する流れが加速しています。

便利だからといって、人の命に関わる医療分野でデジタル化の流れを無批判に受け入れてしまって良いものか、今回の通信障害で考えさせられました。

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値上げ!

近畿も梅雨明後の急な暑さで、体調がすぐれない人が多い様です。節電で28度が目安と報道があり、エアコン設定を28度にしていると、室内は30度を超えて熱中症のリスクが高くなっているかもしれません。フィルターの掃除を頻回にして、エアコンは十二分に活用した方が良いかもしれません。

さて、急激な円安で世の中『値上げ!』一色のムードですね。これまで内容量を減らしたりして、値段を据え置く「ステルス値上げ」が主流でしたが、それも限界でコスト高を吸収できなくなってきている様ですね。

食料品を中心に水道光熱費などが高くなり、今後あらゆるものの値段に上乗せされていく危険性があります。円安の影響を直接受ける輸入品は値上がりが顕著で、iPhoneは最大4万円(!?)の値上げだそうです。

大手銀行の住宅ローン金利も上がるとのことで、どんどん生活が苦しくなってきそうです。

その中で給料も上がらず、年金や医療費は反対に「減額」されていくのは、どの様に考えれば良いのか苦しみますね。

以前、老後は年金の他に2000万円必要と政府はいっていましたが、この『値上げ!』ラッシュを見ていると、それだけで大丈夫と心配になってしまいませんか?

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目に見える「細菌」

昨日の大阪は大変蒸し暑く、夜になってもあまり気温と湿度が下がらず寝苦しい夜になりました。本日も34度超えだそうですので、熱中症に気をつけてくださいね。

さて、「細菌」といえば「顕微鏡」で見るというのが昔からのお約束で、最近流行りのパンデミック映画でも、顕微鏡は欠かせないアイテムとして登場しています。

今回そんな常識を覆すニュースがネットにありましたので紹介します。

『カリブ海にあるフランス領グアドループ諸島のマングローブ林で、糸状の巨大細菌が発見された。単細胞で成長すると長さは平均約1センチ、最大で2センチになり、これまで見つかった細菌で最大。』

これまではアフリカ南部ナミビア沖で1999年に発見された、直径0.75ミリの細菌が最大とされていたのですが、今回はまさに桁違いの大きな「細菌」なのです。

今後の研究で「細菌の概念を覆す」多くの発見が成されていくのでしょうかねぇ。

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さんぽセル

大阪も梅雨入りし、今日はジメジメと蒸し暑くなっています。日差しはそれほど強くない様ですが、熱中症にお気をつけくださいね。

さて小学生が通学に使うランドセルですが、持ち運びに苦労するほど重くなっており、社会的に問題となっています。

そこで栃木県日光市の小学生が中心となり、大学生と共に開発したのが「さんぽセル」。イメージとしては、ランドセルを取り付けてキャリーバックの様に転がせるキャスター付きのフレームです。(気になる方はググってみてください。)

個人的にはなかなか面白いと思ったのですが、ネットの大人からは批判的な意見が・・・・

「毎日、背負って歩いてれば、下半身が鍛えられるのに」
「体のバランスが悪くなり、背骨のゆがみが出て、体調が悪くなる」

何だか悲しくなりますね。

小学生ながら問題を解決しようとする心意気や「よし」と出来ず、粗探しの様な意見しか言えないのは如何なものかと思ってしまいます。

問題の本質は、そんなにランドセルが重いのなら「軽く」する方法はないのか大人が真剣に親身になって考えることでは?

「とかくこの世は生き難い」のでしょうかね。

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小惑星に「アミノ酸」

関東は梅雨入りしたそうですが、大阪は暑いのか寒いのかわからない変な天気が続いています。明け方は羽布団が手放せませんが、昼は汗だく・・・・・・・変な感じですね。

さて、「はやぶさ2」が「小惑星のリュウグウ」から持ち帰った岩石や砂に生命の材料となる「アミノ酸」が23種類も含まれていたとの記事がありました。

これまで、隕石から「アミノ酸」が検出されることはあったのですが、地球に落下後混入した可能性があたのですが、カプセルに密封された小惑星の欠片からアミノ酸が検出されたことで、アミノ酸があることが明らかになりました。

さらに、生命活動に必要な水も小惑星の欠片に多量に含まれていたそうです。

(以下引用)
水は質量比で全体の約7%を占めた。液体の水ではなく、ほとんどが酸素と水素の原子が結合した水酸基(OH)の状態で存在していたが、水分子(H2O)も確認された。
(引用ここまで)

「アミノ酸と水」生命に必要な物質が宇宙に溢れているとすれば、あながち宇宙人もおとぎ話でないかもしれませんね。

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カワウソの日

5月の最終水曜日は「カワウソの日」だそうです。乱獲や自然破壊などで、絶滅の危機にあるカワウソについて広く知ってもらうために世界カワウソ保護基金が制定したとのことです。

実は水族館で人気の「ラッコ」もカワウソの仲間で、英語圏では「海のカワウソ」と呼ばれているそうです。

カワウソの仲間は南極・オーストラリアを除く全大陸に生息していて、13種類のうちカナダカワウソを除く12種類で個体数が減少しており、5種類が絶滅危機種に指定されているとのことです。

近年ではペットとしての販売目的の密猟が横行しており、安易にカワウソを「かわいい」と呼ぶのをNGにしている水族館も現れています。

欲しがる人がいるので密猟が横行するのです、「買わない・飼わない」選択をすることが大切だと思いました。

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世界で一番高い気象観測所

ゴールデンウィークも終わったばかりなのですが、全国的に夏日や真夏日が観察される地点が増えている様です。近畿でも30度を超える真夏日の所もあったそうです。

この様なデータを収集するために設けられている気象観測所ですが、ニュースなどで時々耳にする「アメダス」が日本では有名ですね。

(以下引用)

アメダス(AMeDAS)とは、Automated Meteorological Data Acquisition Systemの略で、「地域気象観測システム」と言います。

アメダスは日本各地に設置された気象計の気象データを気象庁のアメダスセンターに集約するシステムです。「降水量」「風向風速」「気温」「日照時間」「積雪深(一部)」を計測する有線ロボッ気象計を、北は北海道稚内から南は沖縄の波照間まで230箇所に設置しています。

この情報はテレビやラジオなど様々なメディアへ提供され、気象災害を防止・軽減するために幅広く活用されています。

(引用ここまで)

今回中国が、「世界で一番高い気象観測所」を設置したとのことです。この観測所はエベレスト頂上近くの標高8830mに作られたとのことです。(標高5000mから8830mの間に7ヶ所設置したとのことです。)

これにより高高度における地球温暖化の影響などを解析するとのことです。

どんな変化が観測されるのか、興味はつきませんね。

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培養ステーキ肉

桜の花も今を盛りと咲き誇っていますが、朝晩はまだまだ寒いですね。強い雨が降らなければ、何年かぶりに「入学式に桜」の景色が見られるかもしれませんね。

聞きなれない「培養ステーキ肉」についての記事を見つけましたので、ご紹介したいと思います。

人工肉の種類については、以前から培養ステーキ肉を研究開発している日清食品ホールディングスのホームページの説明が解り易いので引用させていただきますね。

(以下引用)
肉もどき
豆腐ステーキ、精進料理など。実際の肉とは、味や食感が大きく異なります。

植物肉
植物タンパクに科学技術を活用することで、実際の肉の味や食感により近づけたもの。

培養ミンチ肉
実際の肉から細胞を採取し、組織培養して増やしたもの。バラバラの筋細胞の集合体であり、肉本来の食感は再現できません。2013年には、オランダで「培養ミンチ肉」を使ったハンバーガーが実現しており、1つ約3,000万円という金額が話題となりました。

培養ステーキ肉
筋組織の立体構造を人工的に作製し、肉本来の食感を再現したもの。細胞同士を融合させ、細長い構造に変化させることが必要で、「培養ミンチ肉」と比較しても飛躍的な技術の発展が必要とされ、本物と同等の大きさの培養ステーキ肉は世界でまだ誰も実現していません。
(引用ここまで)

今回、世界で初めて食べられる(本物肉と同等の大きさの)培養ステーキ肉を作ったのだそうです。1Kgの肉を作るのに牛なら11Kgもの穀物が必要だと言われています。人口増加による食糧不足が懸念される中、「持続可能な肉」として期待されますね。

ところで、300gの「培養ステーキ肉」いくらするのでしょうね?

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じんこうじんこう(人工沈香)

朝晩の冷え込みは続いていますね。気温差が大きくなっていますので、着るものなどで温度調節を小まめにしてくださいね。

「沈香(じんこう)」といえば高級な香の代名詞ですが、その高貴な香りを生み出す仕組みの一部を富山大学を中心とした国際チームが解明したとのことです。

沈香はある種の木が、偶発的に傷つけられたり細菌に感染したりすることにより分泌される樹脂が蓄積したもので、香料として用いられるのは植物全体の一部に限られるため貴重な物とされているとのことです。

研究チームは、樹脂に含まれて香りを作り出す最初の段階に働く酵素を見つけたとのことです。

このまま研究が進めば、培養細胞を用いいて「沈香」の香り成分を「人工」的に作り出すことが出来るようになるかもしれません。

「合成沈香」「人工沈香」・・・・どの様に呼ばれるのか今から楽しみですね。

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