皆さま、こんにちは大阪市淀川区で「脱毛症の専門治療・下肢静脈瘤や眼瞼下垂症などの日帰り手術・美容治療」に力を入れているしんおおさかクリニックのスタッフハマ子こと濱田です :-P
連休を皆様どのようにお過ごしでしょうか?最終日の今日は雨模様で、崖崩れや洪水など災害も心配です。新型コロナウイルス感染症の広がりもとても心配ですが、感染症対策には抜かり無く過ごすのみですね。
緊急事態宣言中の新大阪駅は人もまばらで、空いている店舗もコンビニ以外はなく寂しいの一言でした。それがパラパラと店舗が開き始めて嬉しさを感じたのはもう随分前の様な気がします。
その中でも3階コンコースにある「御座候」は早くから再開されていた様な気がします。あんこ好きにはたまらない今ではどこにでもある「御座候」ですが、私が小さいときには近辺では阪神百貨店でしか買えなくて、並ばないと買えないお土産の定番でした。
「神戸新聞」7月26日付朝刊に3代目社長のインタビュー記事が掲載されていたので少し紹介します。
「御座候」は兵庫県姫路市に本社があり、創業70周年を迎えたそうです。一つ95円でおやつにお土産にと年間5千万個も売り上げ、「お買い上げ賜りありがたく御座候」と感謝を忘れず、北海道・十勝産の小豆を本社工場であんこにして全国の店舗に直送、お客さんの目の前で手焼きしています。
姫路にオープンした「あずきミュージアム」で日本人と小豆の関わりを伝える一方、10年あまりをかけて商品用の新品種を開発したとのこと。昨年父の跡を継いだ3代目社長の山田宗平さんは34歳ですがお写真では優しそうなイケメンです。一度は建築会社に勤めるものの退社して御座候に入社して19年12月から社長に。
父の代で民間とは初の小豆の品種改良に着手したり、小豆文化の創造を志して、ミュージアムをつくったが、そこを引き継ぐとして、それだけでいいのかと悩んだそうです。
5年ほど前、店の看板とも言える包装紙変更の担当を任され、「御座候らしさって、何やろ」という考えにぶち当たったそうです。ちょうどその頃、染色家の芹沢銈介さんの型染め展を見に行き、明るい色合いの文様で着物や屏風、のれんなど日常の暮らしを彩る作風に心を打たれたそうです。芹沢さんが影響されたのが、柳宗悦さんの民芸運動で、無名の職人が生み出す生活道具に美を見出す考え方で、その特性として、実用的・多作・安価・労働で技術を熟練・地域色・複数人で共同作業・伝統を挙げていました。それはまさに御座候ではないか。原料、製法に妥協せず、一つずつ心を込めて焼いた手作りの温もりを届ける。この考え方に間違いはないと確信し、包装紙は芹沢さんのお弟子さんにお願いして16年に刷新されました。
社内の人材育成も強化しており、「あずき検定」を実施したり、研究所内に販売店を再現してサービス研修も充実、今後は「御座候」らしい喫茶も考えているそうです。
毎日何気なく通り過ぎている「御座候」ですが、こだわり抜かれた良さが随所にあるお店なんですね包装紙が変わっていたのも気がつきませんでした
あって当たり前になっていたけれど閉まっていた時
はとても寂しかった
です。また口にしたくなるあの美味しさ
は会社の方々の日々の努力の賜物なのですね
またお土産に買います