風邪に抗菌剤(抗生物質)は効きません。

昨晩から、急に冷え込みましたね。長袖だけでなく、重ね着をしている人も多いですね。大阪での最高気温も20℃を下回り、冬将軍の足音が響いてきそうですね。

当院でも風邪で来院される方が多くなっています。今回、抗菌剤の適正使用に関する活動をしている組織のホームページを見つけましたので、簡単に紹介させていただきます。

そのホームページによりますと

(以下引用)

『風邪は、ウイルスが鼻やのどにくっついて炎症を起こし、くしゃみ、鼻水、せき、たん、のどの痛み、発熱などがでることを言います。この、「風邪の原因はウイルス」というのが大切なポイントです。風邪の原因は細菌ではないのです。風邪の症状はいずれも、あなたの体がウイルスと戦っているサインです。風邪を治すのはあなた自身の免疫力であり、お薬ではありません。医師が処方したり薬局で売られている風邪薬は、風邪のつらい症状を和らげるためのもので、原因のウイルスをやっつける薬ではないのです。』

(引用終了)

と書いてあります。私が話すより、上手く説明されていて感心しました。興味のある方は、覗いてみてくださいね。(http://amr.ncgm.go.jp/)

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