先週のブログで、「新型コロナの治療薬」についてさまざまな薬が候補に上がってくるが実際に臨床効果が確認できたものがないと書いたのですが、先日新たに抗うつ剤の「クロミプラミン」がコロナに効果があるかもしれないとのネットワークニュースがありました。

九州大大学院らの研究グループは抗うつ剤である「クロミプラミン」に、新型コロナウィルスが細胞内に侵入するのを妨げる効果とウィルスが細胞内で増殖するのを抑制する効果があることを発見したと発表しました。

昨年５月から１２００種類の薬剤について、ウィルスの細胞内への侵入を阻害する効果を基準に絞り込み、クロミプラミンの効果が大きいと分かったとのことです。

今後動物実験に引き続き、臨床効果が確認できるか実際の患者さんへの投与に進んで行くと思うのですが、どのような結果が出てくるのか注目したいと思います。

既にうつ病には使われている薬なので、効果が認められればすぐに使えるかも・・・・・と懲りもせず淡い期待を抱いてしまいますね。

.