日別アーカイブ: 2022年4月1日

培養ステーキ肉

桜の花も今を盛りと咲き誇っていますが、朝晩はまだまだ寒いですね。強い雨が降らなければ、何年かぶりに「入学式に桜」の景色が見られるかもしれませんね。

聞きなれない「培養ステーキ肉」についての記事を見つけましたので、ご紹介したいと思います。

人工肉の種類については、以前から培養ステーキ肉を研究開発している日清食品ホールディングスのホームページの説明が解り易いので引用させていただきますね。

(以下引用)
肉もどき
豆腐ステーキ、精進料理など。実際の肉とは、味や食感が大きく異なります。

植物肉
植物タンパクに科学技術を活用することで、実際の肉の味や食感により近づけたもの。

培養ミンチ肉
実際の肉から細胞を採取し、組織培養して増やしたもの。バラバラの筋細胞の集合体であり、肉本来の食感は再現できません。2013年には、オランダで「培養ミンチ肉」を使ったハンバーガーが実現しており、1つ約3,000万円という金額が話題となりました。

培養ステーキ肉
筋組織の立体構造を人工的に作製し、肉本来の食感を再現したもの。細胞同士を融合させ、細長い構造に変化させることが必要で、「培養ミンチ肉」と比較しても飛躍的な技術の発展が必要とされ、本物と同等の大きさの培養ステーキ肉は世界でまだ誰も実現していません。
(引用ここまで)

今回、世界で初めて食べられる(本物肉と同等の大きさの)培養ステーキ肉を作ったのだそうです。1Kgの肉を作るのに牛なら11Kgもの穀物が必要だと言われています。人口増加による食糧不足が懸念される中、「持続可能な肉」として期待されますね。

ところで、300gの「培養ステーキ肉」いくらするのでしょうね?

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