「蛇足」

朝晩の温度変化が大きくストレルフルな天候が続いています。風邪など体調不良で受診する方も多く、大阪でもインフルエンザによる学級閉鎖になったところもあるとのことです。予防接種やうがい手洗いに、十分な睡眠をとってくださいね。

今回は「蛇足」の話題について書きたいと思います。「蛇足」といえば、余計なものの代名詞のように使われますが、最近の研究によると蛇は7000万年の間後ろ足を持っていたというのです。

ナジャシュ・リオネグリナと呼ばれる初期の蛇について、アルゼンチンのパタゴニア郡で発見された8個の化石を調べたとのことです。

『ナジャシュには頰骨(きょうこつ)弓などトカゲに似た原始的な特徴がある一方、頭がい骨から頰骨につながる骨がない点を含め、現在のヘビに近い特徴も併せ持つ。あごの関節の一部などにはヘビとトカゲの中間的な特徴も見られる。』

蛇は進化の段階で痕跡のような後ろ足ではなく、ちゃんと機能する後ろ足を長い年月有していたと、研究者らは結論付けています。

「蛇足」が蛇足でなくなったらどう書けばいいのでしょうか?と思ったのですが、まさにこの考えが「蛇足」ですね。何故って?、今の蛇には足がないのですから・・・・・・(ふー)

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