健康と病気の狭間:未病(3)

クリスマスも終わり、もう来年の足音が大きくなってきました。来年もブログを含め引き続きよろしくお願いいたします。

さて、前回の続きですが・・・・・・・・「そもそも、生活習慣病の原因と言われる塩分・喫煙・カロリー過多・ストレス等は、多くの人で見た場合に『悪い』のであって、その人にとって『悪い』かどうかは判らないのです。」の説明をさせていただきます。

実は現在の医学は、一人一人のリスク(悪くなる原因)を見つけ出すことが出来ないため、集団で見つけたリスクを個人にあてはめているのです。集団で見た場合タバコは動脈硬化のリスクなのですが、タバコを吸っていても100歳まで何ともない方もおらます。この方にとってはタバコは大きなリスクになっていないと考えられるのです。現代の医学では、この方の何がタバコの害を打ち消しているのか解らないので、「タバコ」は悪いですよと一般論で言わざるを得ないのです。

生活習慣病と言われた場合に「悪い」と言われていることを全部やめようとしてしまい、長続きしない事が多々ありますので、ご自身にとってどの方法が数値異常を効率的に改善できるか見極める必要があるのです。努力をしたが数値異常が改善しないのは、「努力が足らない」のではなくてそもそも「リスク」でないもの(改善しなくて良いもの)に対して努力しているだけなのかもしれないのです。

検査値異常の改善は「くすり」にまかせて、努力を「体質改善」に使っていただいた方が効率が良いこともありますので、かかりつけの先生にご相談いただけると良いかもしれません。

 

最後になりますしたが、来年も皆様にとって良いお年でありますように・・・・・・。

 

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