大阪でも桜が開花しましたが、例年に比べ1週間以上早いとのことです。あいにくの天気で、気温がそれ程高くなっていないのですぐに散ることはないと思うのですが、ゆっくりと春を愛でたいものです。
さて、はやぶさ2が持ち帰ったリュウグウの試料から、生命の設計図の部品になる遺伝物質が検出されたとのニュースについて紹介したいと思います。
(以下引用)
小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星「リュウグウ」の粒子から、遺伝物質のリボ核酸=RNAを形作る、「ウラシル」が検出されたと、北海道大学などの研究グループが発表しました。
生命の遺伝情報をつかさどるDNAやRNAは、それぞれ4種類の核酸塩基で形作られ、RNAではアデニン、グアニン、シトシン、ウラシルの4種類になります。
このうちの「ウラシル」が、10ミリグラムほどのリュウグウの試料から検出されました。
(引用ここまで)
無機質で不毛な宇宙のイメージがまた覆され、無数にある小惑星にも生命の基になる材料(有機物)が広く存在していることがわかりました。これらの有機物が、どのように生成され広く分布するようになったのか、新たな謎が呼び起こされますね。
我々はやはり「宇宙の子」なのでしょうか?
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