今年は暗い話題の多かった本ブログですが、今年最終のブログは明るい話題で締め括りたいと思います。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、はやぶさ2が小惑星リュウグウに人工クレータを作り、採取した砂や小石がカプセルの中に確認されたとのことです。大きいものは1㎝以上あり、直接宇宙の環境にさらされていない地下のものである可能性があるとのことです。
はやぶさ2が持ち帰った物の重さは約5.4gにすぎませんが、目標の0.1gを大きく超えたとのことです。6年の歳月をかけ、3億4000万キロのかなたから持ち帰ったのですから気の遠くなるような話です。
この小惑星リュウグウのかけらから、生命の元になりうる有機物が発見されれば、地球での生命誕生の謎に大きな進展をもたらすはずです。(我々は宇宙の子供(ユニバースチャイルド)なのか?)
リュウグウからの贈り物(玉手箱)を地球に届けたはやぶさ2ですが、休む間もなく次のミッション挑むと言います。今度はさらに長丁場の11年間に及ぶ長旅だそうです。残念ながら地球に帰還することはないそうですが、多くの有益なデータを送ってくれると思います。
世界に誇る日本の快挙に他ならないですね。
来年も本ブログをよろしくお願いいたします。
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