もう春は遠くないと思うのですが、朝晩の冷え込みと、日中の陽気でなんだか体調がすぐれませんね。
さて以前新型コロナの治療薬として注目された薬がありましたが、覚えておられますか?日本でもニュースが流れると薬品会社の株価の乱高下を引き起こしました。
今回、世界保健機関(WHO)は新型コロナ治療薬4剤について連帯治験の中間解析結果を発表し、いずれの薬剤も有効性を認めなかったとのことです。
昨年3月から行っている連帯治験で、抗ウィルス薬のレムデシビル、ヒドロキシクロロキン、ロピナビル/リトナビル配合剤、インターフェロンβ-1aの4剤について効果を「院内死亡率の低下」「人工呼吸器装着の抑制」「入院期間の短縮」について評価したが投薬による差はなかったとのことです。
「風邪に効く薬を発明すればノーベル賞」と俗にいわれますが、難しいものですね。
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