「エゾウィルス」

涼しくなったと思ったら、また昼間は30度超えですね。しかし朝晩は過ごし易く、秋の気配が感じられます。

さて、北海道で新たに「マダニ」による感染症が見つかったと北海道大学などの研究チームが報告されました。

(以下引用)
2019年5月、山でマダニにかまれた札幌市に住む男性(41)が39度以上の熱が出て、一時入院した。20年7月には同市内の男性(59)がハイキング中にマダニのようなものにかまれ、発熱。2人は血液中の白血球や血小板が減少したほか、かまれた部分の周辺に強い痛みが続いたり、食欲不振になったりした。詳しく調べると、新たなウイルスに感染していることがわかった。
(引用ここまで)

2014年からマダニによる感染症が疑われた248人の血液を分析したところ、5人が「エゾウィルス」と今回命名された、新たなウィルスに感染していたことが判明したそうです。

学生の頃「北海道の風土病」と呼ばれていた「エキノコックス」が、遠く離れた愛知県で見つかっており「エゾウィルス」も今後の広がりが心配ですね。

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